Metalmagazine 6月号 vol.3
2020/06/15 (Mon) 11:50
目次
1 ヤマショー金属株式会社 から
2 今日の鉄の相場
3 予測している相場
4 業況
5 ちょっと寄り道
6 今話題の・・・
―――――――――――――――――――――――――――――――
1.ヤマショー金属株式会社から
ヤマショー金属株式会社は、
【本社工場】
【リサイクル小牧工場】
【弥富工場】
の各事業所で、活動しております。
2.今日の鉄の相場
5月に予想した以上に短期間で値上がりしました。
3.予測している相場
もうソロソロ天井相場かと思います。
4.業況
コロナの影響で工場関係(自動車等)の生産減の為、スクラップ発生量が激減した要因もあり大幅に値上げしました。
もう暫く発生源及び週末休みが続くのかな・・・
5.ちょっと寄り道 河内の風穴(滋賀県多賀町)
鈴鹿山脈北部にある霊仙山の山麓に形成された鍾乳洞。判明しているだけでも長さ約10Kmという、近畿地方随一の規模を誇る洞穴で、県の天然記念物にも指定されている。
古くより知られていたが謎多き洞穴とされ、「猟師が風穴に犬を4匹放したところ、3匹が山を越えた三重県側で見つかった」という不思議な伝承も残されている。1922(大正11)年に観光用に松明が設置された。1980年代までに測量できた総延長は約300mのみ。
現在も一部分のみ開放されている。
6.今話題の・・・
食中毒とは
食中毒は「食品に起因する胃腸炎・神経障害などの中毒症の総称」
多くは、急性の胃腸障害(嘔吐、腹痛、下痢などの症状)をおこします。
有害な微生物や化学物質を含む飲食物を食べた結果生じる健康障害のことを食中毒といいます。
発生状況
食中毒といえば夏場に多いイメージがあるかもしれませんが、実際には、事件数・患者数ともに冬場に増える年が多く、年間を通じて発生しているといえます。冬場の患者数が非常に多いのは、感染力の強いノロウイルスによる食中毒が冬場に多く発生しているからだと考えられます。
平成30年 病因物質別食中毒発生状況 ワースト3
事件数
第1位:アニサキス 468件
第2位:カンピロバクター 319件
第3位:ノロウイルス 256件
患者数
第1位:ノロウイルス 8,475人
第2位:ウェルシュ菌 2,319人
第3位:カンピロバクター 1,995人
食中毒の分類
食中毒は、その原因になったもの(病因物質)によって、次のように分類されます。
☆食中毒
・細菌性食中毒
感染型→サルモネラ属菌、腸炎ビブリオ、病原大腸菌、ウェルシュ菌、
エルシニア・エンテロコリチカ、カンピロバクター・ジェジュニ/コリ など
毒素型→黄色ブドウ球菌、ボツリヌス菌、セレウス菌(嘔吐型) など
・ウイルス性食中毒→ノロウイルス、A型肝炎ウイルス など
・寄生虫食中毒→クドア、サルコシスティス、アニサキス、クリプトスポリジウム、
サイクロスポラ など
・化学性食中毒→水銀、ヒ素、ヒスタミン など
・自然毒食中毒
動物性→フグ毒、貝毒 など
植物性→毒キノコ、ジャガイモの芽 など
細菌性食中毒について
「感染型」と「毒素型」
食中毒菌に汚染された食品を食べることで発症する食中毒を、細菌性食中毒と言いますが、発症の機序の違いによって「感染型」と「毒素型」に分類されます。
「感染型」→食品内で一定菌数以上に増殖した原因菌を摂取し、腸管内で感染することによって発症。
「毒素型」→食品内で原因菌が増殖する際に毒素を産生し、その毒素を食品とともに摂取することによって発症。
【摂取した菌が腸管内で増殖する際に毒素を産生し、その毒素が原因で発症するタイプ(ウェルシュ菌や腸管出血性大腸菌)を「生体内毒素型」と分類する場合も有り。】
食中毒菌が増殖する条件
1.栄養
ヒトにとって栄養となる食品は、細菌にとっても栄養源となります。
調理器具類では、食品の残さや汚れが細菌にとって栄養源となります。
2.水分
細菌は食品中の水分を利用して増殖するため、適量の水分の存在が不可欠です。
3.温度
細菌は、10~60℃で増殖し、36℃前後で最もよく発育します。
3つの条件がそろい、時間が経つと、細菌が増殖し、食中毒が発生する可能性が高くなります。
ウイルス性食中毒について
厚生労働省の食中毒統計では、ウイルス性食中毒のうちほとんどが「ノロウイルス」によるものです。
ノロウイルスは食中毒と感染症の両方を引き起こすウイルスです。食中毒においても、ノロウイルスに汚染された食品だけでなく、感染したヒトの手指などを介して食品に付着する二次感染が増えています。
寄生虫による食中毒について
・寄生虫による食中毒とは
食品には、多くの種類の寄生虫が存在することがあり、中には人が食べると激しい痛みや嘔吐などの症状を起こすものもあります。
近年では、寄生虫による食中毒が増加の傾向にあり、アニサキスによる食中毒が著しく増加しています。
寄生虫食中毒の対策
寄生虫の多くは加熱または冷凍すれば死滅しますので加熱調理が有効です。また、刺身など生食する場合は冷凍・解凍後のものが安心です。
食中毒予防の3原則
1.食品に菌をつけないよう清潔を心がけましょう。
2.食品についた菌が増えないよう、迅速な調理・提供と冷却を心掛けましょう。
3.食品は中心部が75℃で1分間以上加熱。
「菌をつけない」=「手指や調理器具類等を清潔に」保ち、「食品への二次汚染を起こさないようにする」ことが非常に重要です。
参照元:厚生労働省「食中毒統計」サラヤ(株)
日頃から手洗いうがいを意識して、更に食品管理に気を付けることで食中毒のリスクを減らすことができることを改めて認識しました。
健康な方がかかると腹痛吐き気で済みますが、老人や乳幼児などがかかると脱水症状などを起こし深刻な状態になることもあります。
まずは自分がならないように心掛け、人にうつすことのないよう気を付けたいですね。
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中古鋼材販売 / 不用品整理 / 解体工事
ヤマショー金属 株式会社
http://www.recycle-yamasyo.jp
〒485-0075
愛知県小牧市大字三ッ渕字西池田195番地1
TEL 0568-73-4028【受付 8:00 - 17:00】
FAX 0568-75-4535【受付 24時間】
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1 ヤマショー金属株式会社 から
2 今日の鉄の相場
3 予測している相場
4 業況
5 ちょっと寄り道
6 今話題の・・・
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1.ヤマショー金属株式会社から
ヤマショー金属株式会社は、
【本社工場】
【リサイクル小牧工場】
【弥富工場】
の各事業所で、活動しております。
2.今日の鉄の相場
5月に予想した以上に短期間で値上がりしました。
3.予測している相場
もうソロソロ天井相場かと思います。
4.業況
コロナの影響で工場関係(自動車等)の生産減の為、スクラップ発生量が激減した要因もあり大幅に値上げしました。
もう暫く発生源及び週末休みが続くのかな・・・
5.ちょっと寄り道 河内の風穴(滋賀県多賀町)
鈴鹿山脈北部にある霊仙山の山麓に形成された鍾乳洞。判明しているだけでも長さ約10Kmという、近畿地方随一の規模を誇る洞穴で、県の天然記念物にも指定されている。
古くより知られていたが謎多き洞穴とされ、「猟師が風穴に犬を4匹放したところ、3匹が山を越えた三重県側で見つかった」という不思議な伝承も残されている。1922(大正11)年に観光用に松明が設置された。1980年代までに測量できた総延長は約300mのみ。
現在も一部分のみ開放されている。
6.今話題の・・・
食中毒とは
食中毒は「食品に起因する胃腸炎・神経障害などの中毒症の総称」
多くは、急性の胃腸障害(嘔吐、腹痛、下痢などの症状)をおこします。
有害な微生物や化学物質を含む飲食物を食べた結果生じる健康障害のことを食中毒といいます。
発生状況
食中毒といえば夏場に多いイメージがあるかもしれませんが、実際には、事件数・患者数ともに冬場に増える年が多く、年間を通じて発生しているといえます。冬場の患者数が非常に多いのは、感染力の強いノロウイルスによる食中毒が冬場に多く発生しているからだと考えられます。
平成30年 病因物質別食中毒発生状況 ワースト3
事件数
第1位:アニサキス 468件
第2位:カンピロバクター 319件
第3位:ノロウイルス 256件
患者数
第1位:ノロウイルス 8,475人
第2位:ウェルシュ菌 2,319人
第3位:カンピロバクター 1,995人
食中毒の分類
食中毒は、その原因になったもの(病因物質)によって、次のように分類されます。
☆食中毒
・細菌性食中毒
感染型→サルモネラ属菌、腸炎ビブリオ、病原大腸菌、ウェルシュ菌、
エルシニア・エンテロコリチカ、カンピロバクター・ジェジュニ/コリ など
毒素型→黄色ブドウ球菌、ボツリヌス菌、セレウス菌(嘔吐型) など
・ウイルス性食中毒→ノロウイルス、A型肝炎ウイルス など
・寄生虫食中毒→クドア、サルコシスティス、アニサキス、クリプトスポリジウム、
サイクロスポラ など
・化学性食中毒→水銀、ヒ素、ヒスタミン など
・自然毒食中毒
動物性→フグ毒、貝毒 など
植物性→毒キノコ、ジャガイモの芽 など
細菌性食中毒について
「感染型」と「毒素型」
食中毒菌に汚染された食品を食べることで発症する食中毒を、細菌性食中毒と言いますが、発症の機序の違いによって「感染型」と「毒素型」に分類されます。
「感染型」→食品内で一定菌数以上に増殖した原因菌を摂取し、腸管内で感染することによって発症。
「毒素型」→食品内で原因菌が増殖する際に毒素を産生し、その毒素を食品とともに摂取することによって発症。
【摂取した菌が腸管内で増殖する際に毒素を産生し、その毒素が原因で発症するタイプ(ウェルシュ菌や腸管出血性大腸菌)を「生体内毒素型」と分類する場合も有り。】
食中毒菌が増殖する条件
1.栄養
ヒトにとって栄養となる食品は、細菌にとっても栄養源となります。
調理器具類では、食品の残さや汚れが細菌にとって栄養源となります。
2.水分
細菌は食品中の水分を利用して増殖するため、適量の水分の存在が不可欠です。
3.温度
細菌は、10~60℃で増殖し、36℃前後で最もよく発育します。
3つの条件がそろい、時間が経つと、細菌が増殖し、食中毒が発生する可能性が高くなります。
ウイルス性食中毒について
厚生労働省の食中毒統計では、ウイルス性食中毒のうちほとんどが「ノロウイルス」によるものです。
ノロウイルスは食中毒と感染症の両方を引き起こすウイルスです。食中毒においても、ノロウイルスに汚染された食品だけでなく、感染したヒトの手指などを介して食品に付着する二次感染が増えています。
寄生虫による食中毒について
・寄生虫による食中毒とは
食品には、多くの種類の寄生虫が存在することがあり、中には人が食べると激しい痛みや嘔吐などの症状を起こすものもあります。
近年では、寄生虫による食中毒が増加の傾向にあり、アニサキスによる食中毒が著しく増加しています。
寄生虫食中毒の対策
寄生虫の多くは加熱または冷凍すれば死滅しますので加熱調理が有効です。また、刺身など生食する場合は冷凍・解凍後のものが安心です。
食中毒予防の3原則
1.食品に菌をつけないよう清潔を心がけましょう。
2.食品についた菌が増えないよう、迅速な調理・提供と冷却を心掛けましょう。
3.食品は中心部が75℃で1分間以上加熱。
「菌をつけない」=「手指や調理器具類等を清潔に」保ち、「食品への二次汚染を起こさないようにする」ことが非常に重要です。
参照元:厚生労働省「食中毒統計」サラヤ(株)
日頃から手洗いうがいを意識して、更に食品管理に気を付けることで食中毒のリスクを減らすことができることを改めて認識しました。
健康な方がかかると腹痛吐き気で済みますが、老人や乳幼児などがかかると脱水症状などを起こし深刻な状態になることもあります。
まずは自分がならないように心掛け、人にうつすことのないよう気を付けたいですね。
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