【欧州的アプローチにおけるマイクロクレデンシャル―欧州の教育制度への組込みを目指して ほか】NIAD-QE海外高等教育質保証動向ニュース vol. 72
2021/04/27 (Tue) 13:15
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NIAD-QE 海外高等教育質保証動向ニュース vol.72
(独)大学改革支援・学位授与機構 評価事業部国際課
https://www.niad.ac.jp/consolidation/international/
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目次
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1. ウェブサイトのリニューアルについて
令和3年3月に当機構国際連携事業のウェブサイトを
リニューアルしました。
2. お役立ちトピック
今月号から日本に在籍する留学生数が多い国・地域の
高等教育・質保証に関してご紹介します。
今月号は留学生数第1位の「中国」を取り上げます。
3. 海外動向記事
令和3年3月に当機構ウェブサイトに掲載した
動向記事2件(欧州1件、アメリカ合衆国1件)を
紹介します。ぜひアクセスしてご覧ください。
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1. ウェブサイトのリニューアルについて
==========================================
平素より、「高等教育質保証の海外動向発信サイト-QA Updates」を
ご覧いただきありがとうございます。
この度、QA Updatesに新たなカテゴリーとして、
「国際的な共同教育」と「国際化評価」を設けました。
「国際的な共同教育」では、海外の機関とのダブルディグリーや
ジョイントディグリーといった共同教育プログラムを計画・
構築される際に参考となるような、海外のガイドラインや枠組等
の事例を紹介しています。
また、「国際化評価」では、高等教育機関の「国際化」の
評価・質保証のアプローチに焦点を当て、海外の主な
取組事例を発信しています。
◇国際的な共同教育
http://c.bme.jp/38/965/395/XXXX
◇国際化評価
http://c.bme.jp/38/965/396/XXXX
併せて、当機構の国際連携ウェブサイトもリニューアルしました。
新たに「大学質保証フォーラム」のページを設けたほか、
「各国・地域の高等教育質保証の基本情報」のページ等を、
より見やすくなるよう更新しています。
◇大学質保証フォーラム
http://c.bme.jp/38/965/397/XXXX
◇各国・地域の高等教育質保証の基本情報
http://c.bme.jp/38/965/398/XXXX
「各国・地域の高等教育質保証の基本情報」のなかでも、
「東南アジア諸国連合ASEAN」のページでは、
同地域の高等教育における質保証、学生交流、単位互換等の
取組を新たにまとめ、同地域の高等教育の動向を把握する上で
参考となる情報を発信しております。
◇東南アジア諸国連合ASEAN
http://c.bme.jp/38/965/399/XXXX
ぜひアクセスしてご覧ください。
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2. お役立ちトピック
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2020(令和2)年度に日本の高等教育機関が
受け入れた留学生数を出身国(地域)別にみると、
中国(43.4%)が最も多く、ベトナム(20.0%)、ネパール(8.4%)、
韓国(6.7%)、台湾(2.7%)と続いています。
◇日本学生支援機構「2020(令和2)年度外国人留学生在籍状況調査結果」(p.13)
https://www.studyinjapan.go.jp/ja/_mt/2021/04/date2020z.pdf
今後、本メルマガでは、留学生数上位国から順に各国の
高等教育・質保証制度に関する情報を紹介していきます。
初回は留学生数第1位の「中国」です。
【1】中国の教育制度の概要
当機構の高等教育資格承認情報センター(NIC-Japan)の
サイトに教育担当官庁や高等教育機関の一覧など、
中国の教育制度に関するリンク集を掲載しています。
ぜひご覧ください。
http://c.bme.jp/38/965/400/XXXX
■関連記事
▽中国:海外留学生に人気の英語による医学教育(MBBS課程)について政府が提供大学を制限(2020年9月)
http://c.bme.jp/38/965/401/XXXX
▽国際的な学生の移動に新型コロナウイルスがもたらした影響とは―米国・中国間のケース(2020年7月)
http://c.bme.jp/38/965/402/XXXX
▽中国:国の資格枠組の構築に向けた取組が本格化(2020年2月)
http://c.bme.jp/38/965/403/XXXX
【2】中国の高等教育の質保証システムの概略
中国では、政府が全教育段階を管理しており、高等教育の
設置認可制度、学位の管理制度、質保証制度が国により
整備されています。
質保証については、1990年代より高等教育機関に対する
教育評価が行われており、2016年の高等教育法改正により、
内部質保証システムの確立と第三者評価の義務化が
明文化されました。国務院学位委員会や国の機関である
高等教育教学評価センター(HEEC)等が質保証活動を実施しています。
国務院学位委員会は博士・修士の学位を授与する学科等を評価する
6年周期の「学位授与点合格評価」等を実施しています。
HEECは大学の本科(学士課程)教育を対象に周期的な機関別評価、
特定分野におけるプログラム認証等を行っています。機関別評価には、
新設大学が国の設置基準を満たしているかを確認する「合格評価」、
過去に機関別評価(合格評価含む)に合格した大学を対象とする
5年周期の「審核評価」があります。
これらの質保証活動のほか、社会のニーズに応じた職業教育の
実現を図るため、国務院の主導のもと高等職業教育機関に
対して行われる機関別評価等があります。いずれの評価も
高等教育機関の内部質保証システムの状況を確認し
自己改善を支援することを主眼としています。
◇当機構国際連携ウェブサイト「中華人民共和国」
http://c.bme.jp/38/965/404/XXXX
■関連記事
▽中国:学士の学位授与権と学位授与に関する質保証制度を導入(2019年9月)
http://c.bme.jp/38/965/405/XXXX
▽中国:中央直属大学で実施されている審核評価の訪問調査(2017年4月)
http://c.bme.jp/38/965/406/XXXX
▽中国:2018年全国高等職業教育機関評価の結果公表(2020年9月)
http://c.bme.jp/38/965/407/XXXX
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3. 海外動向記事
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◇欧州的アプローチにおけるマイクロクレデンシャル―欧州の教育制度への組込みを目指して
http://c.bme.jp/38/965/408/XXXX
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欧州の教育制度へのマイクロクレデンシャルの組込みを目指して、
欧州委員会が専門家会合を立ち上げ、マイクロクレデンシャルの
共通定義の提案および欧州の教育制度への統合や資格の検証に
関する提言を行った。
◇新型コロナ流行で?アメリカ高等教育の卒業者数が減少
http://c.bme.jp/38/965/409/XXXX
-------------------------------------------------------------
アメリカの高等教育(学部レベル)を卒業した学生数の
増加傾向にブレーキ。National Student Clearinghouseの
データはAssociateとCertificate課程の学生が、コロナ
ウイルス流行の影響を強く受けている可能性を指摘。
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NIAD-QE 海外高等教育質保証動向ニュース
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バックナンバー
[https://www.niad.ac.jp/consolidation/international/publish/merumaga/kokusai_bkno/]
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■ 編集・発行 (お問合せ先)
独立行政法人 大学改革支援・学位授与機構 評価事業部国際課
〒187-8587 東京都小平市学園西町1-29-1
TEL: 042-307-1634
E-Mail: kokusai@niad.ac.jp
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本案内の配信停止を希望される場合は、お手数ですが、以下のURLから
手続きをお願いいたします。
https://w.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=niadqe_kokusai&task=cancel
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NIAD-QE 海外高等教育質保証動向ニュース vol.72
(独)大学改革支援・学位授与機構 評価事業部国際課
https://www.niad.ac.jp/consolidation/international/
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目次
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1. ウェブサイトのリニューアルについて
令和3年3月に当機構国際連携事業のウェブサイトを
リニューアルしました。
2. お役立ちトピック
今月号から日本に在籍する留学生数が多い国・地域の
高等教育・質保証に関してご紹介します。
今月号は留学生数第1位の「中国」を取り上げます。
3. 海外動向記事
令和3年3月に当機構ウェブサイトに掲載した
動向記事2件(欧州1件、アメリカ合衆国1件)を
紹介します。ぜひアクセスしてご覧ください。
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1. ウェブサイトのリニューアルについて
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平素より、「高等教育質保証の海外動向発信サイト-QA Updates」を
ご覧いただきありがとうございます。
この度、QA Updatesに新たなカテゴリーとして、
「国際的な共同教育」と「国際化評価」を設けました。
「国際的な共同教育」では、海外の機関とのダブルディグリーや
ジョイントディグリーといった共同教育プログラムを計画・
構築される際に参考となるような、海外のガイドラインや枠組等
の事例を紹介しています。
また、「国際化評価」では、高等教育機関の「国際化」の
評価・質保証のアプローチに焦点を当て、海外の主な
取組事例を発信しています。
◇国際的な共同教育
http://c.bme.jp/38/965/395/XXXX
◇国際化評価
http://c.bme.jp/38/965/396/XXXX
併せて、当機構の国際連携ウェブサイトもリニューアルしました。
新たに「大学質保証フォーラム」のページを設けたほか、
「各国・地域の高等教育質保証の基本情報」のページ等を、
より見やすくなるよう更新しています。
◇大学質保証フォーラム
http://c.bme.jp/38/965/397/XXXX
◇各国・地域の高等教育質保証の基本情報
http://c.bme.jp/38/965/398/XXXX
「各国・地域の高等教育質保証の基本情報」のなかでも、
「東南アジア諸国連合ASEAN」のページでは、
同地域の高等教育における質保証、学生交流、単位互換等の
取組を新たにまとめ、同地域の高等教育の動向を把握する上で
参考となる情報を発信しております。
◇東南アジア諸国連合ASEAN
http://c.bme.jp/38/965/399/XXXX
ぜひアクセスしてご覧ください。
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2. お役立ちトピック
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2020(令和2)年度に日本の高等教育機関が
受け入れた留学生数を出身国(地域)別にみると、
中国(43.4%)が最も多く、ベトナム(20.0%)、ネパール(8.4%)、
韓国(6.7%)、台湾(2.7%)と続いています。
◇日本学生支援機構「2020(令和2)年度外国人留学生在籍状況調査結果」(p.13)
https://www.studyinjapan.go.jp/ja/_mt/2021/04/date2020z.pdf
今後、本メルマガでは、留学生数上位国から順に各国の
高等教育・質保証制度に関する情報を紹介していきます。
初回は留学生数第1位の「中国」です。
【1】中国の教育制度の概要
当機構の高等教育資格承認情報センター(NIC-Japan)の
サイトに教育担当官庁や高等教育機関の一覧など、
中国の教育制度に関するリンク集を掲載しています。
ぜひご覧ください。
http://c.bme.jp/38/965/400/XXXX
■関連記事
▽中国:海外留学生に人気の英語による医学教育(MBBS課程)について政府が提供大学を制限(2020年9月)
http://c.bme.jp/38/965/401/XXXX
▽国際的な学生の移動に新型コロナウイルスがもたらした影響とは―米国・中国間のケース(2020年7月)
http://c.bme.jp/38/965/402/XXXX
▽中国:国の資格枠組の構築に向けた取組が本格化(2020年2月)
http://c.bme.jp/38/965/403/XXXX
【2】中国の高等教育の質保証システムの概略
中国では、政府が全教育段階を管理しており、高等教育の
設置認可制度、学位の管理制度、質保証制度が国により
整備されています。
質保証については、1990年代より高等教育機関に対する
教育評価が行われており、2016年の高等教育法改正により、
内部質保証システムの確立と第三者評価の義務化が
明文化されました。国務院学位委員会や国の機関である
高等教育教学評価センター(HEEC)等が質保証活動を実施しています。
国務院学位委員会は博士・修士の学位を授与する学科等を評価する
6年周期の「学位授与点合格評価」等を実施しています。
HEECは大学の本科(学士課程)教育を対象に周期的な機関別評価、
特定分野におけるプログラム認証等を行っています。機関別評価には、
新設大学が国の設置基準を満たしているかを確認する「合格評価」、
過去に機関別評価(合格評価含む)に合格した大学を対象とする
5年周期の「審核評価」があります。
これらの質保証活動のほか、社会のニーズに応じた職業教育の
実現を図るため、国務院の主導のもと高等職業教育機関に
対して行われる機関別評価等があります。いずれの評価も
高等教育機関の内部質保証システムの状況を確認し
自己改善を支援することを主眼としています。
◇当機構国際連携ウェブサイト「中華人民共和国」
http://c.bme.jp/38/965/404/XXXX
■関連記事
▽中国:学士の学位授与権と学位授与に関する質保証制度を導入(2019年9月)
http://c.bme.jp/38/965/405/XXXX
▽中国:中央直属大学で実施されている審核評価の訪問調査(2017年4月)
http://c.bme.jp/38/965/406/XXXX
▽中国:2018年全国高等職業教育機関評価の結果公表(2020年9月)
http://c.bme.jp/38/965/407/XXXX
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3. 海外動向記事
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◇欧州的アプローチにおけるマイクロクレデンシャル―欧州の教育制度への組込みを目指して
http://c.bme.jp/38/965/408/XXXX
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欧州の教育制度へのマイクロクレデンシャルの組込みを目指して、
欧州委員会が専門家会合を立ち上げ、マイクロクレデンシャルの
共通定義の提案および欧州の教育制度への統合や資格の検証に
関する提言を行った。
◇新型コロナ流行で?アメリカ高等教育の卒業者数が減少
http://c.bme.jp/38/965/409/XXXX
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アメリカの高等教育(学部レベル)を卒業した学生数の
増加傾向にブレーキ。National Student Clearinghouseの
データはAssociateとCertificate課程の学生が、コロナ
ウイルス流行の影響を強く受けている可能性を指摘。
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〒187-8587 東京都小平市学園西町1-29-1
TEL: 042-307-1634
E-Mail: kokusai@niad.ac.jp
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