【欧州高等教育大臣会合2020(ローマ):ボローニャ・プロセスの発展状況は ほか】NIAD-QE海外高等教育質保証動向ニュース vol. 69
2021/01/26 (Tue) 10:00
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NIAD-QE 海外高等教育質保証動向ニュース vol.69
(独)大学改革支援・学位授与機構 評価事業部国際課
https://www.niad.ac.jp/consolidation/international/
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目次
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1.高等教育・質保証に関するトリビア・豆知識
本号で紹介する動向記事から高等教育・質保証に関係する
キーワードを一つ取り上げ、用語や過去の記事について解説します。
今回のテーマは「欧州大学構想」です。
2. 海外動向記事
令和2年12月~令和3年1月に当機構ウェブサイトに掲載した
動向記事2件(欧州2件)を紹介します。
ぜひアクセスしてご覧ください。
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1. 高等教育・質保証に関するトリビア・豆知識
==========================================
本号では欧州高等教育圏大臣会合に関する記事を紹介しています。
そこで今回のトリビア・豆知識では、本会合の共同声明内でも
言及されている「欧州大学構想」について解説します。
「欧州大学構想」は国境を越えた大学間のコンソーシアム
(欧州大学)を創出することにより、次世代の欧州の人々が、
欧州の一員としての強力なアイデンティティを育みながら、
言語や国を越えて連携することを目指しています。主に
エラスムス・プラスプログラム(注)からの資金提供によって
進められています。
欧州では2025年までに「欧州教育圏」を構築することを
目指しており、欧州教育圏構想はその旗艦プロジェクトとして
立ち上がりました。欧州教育圏の目標には、モビリティの
機会の創出、学位の相互承認、教育カリキュラム開発のための
協力促進、生涯学習の促進、教育におけるイノベーションと
デジタルスキルの主流化、欧州における大学間ネットワークの
構築等があります。
欧州教育圏(European Education Area)構築に向けて(2018年2月)
http://c.bme.jp/38/965/336/XXXX
「欧州大学」では、少なくとも3つのEU加盟国(または
エラスムスプログラム参加国)、3つの高等教育機関で1つの
「大学」(=コンソーシアム)を構成することになっています。
欧州大学の方針には、コンソーシアムで共同の長期戦略をもつこと、
欧州の様々な国の大学が参画し、大学間の広域的キャンパスを
形成すること、欧州の異なる地域(part)の機関と協力することが
掲げられています。具体的には欧州大学のキャンパスにおいて、
以下の項目を実現することが期待されています。
・学生、教職員、研究者のモビリティが途切れないこと
・国境を越えて学生、研究者等が連携し、欧州が直面している
重要課題に複数の分野から取り組むこと
・学生が欧州学位につながる柔軟なカリキュラムを選択できること
・起業家精神と地域貢献意識の醸成のため、学生に実践的な経験を提供すること
・学生団体は人口の多様性を反映していること
試行プロジェクトとして、2019年に17件、2020年に24件の
「大学」が採択されており、これまでに280を超える高等教育
機関が参加しています。2021-2027年に予定されている次期の
エラスムス・プラスプログラムの下で、本格実施の段階へ
移行することが予定されています。
「欧州大学イニシアチブ」の初の採択コンソーシアム17件が決定(2019年7月)
http://c.bme.jp/38/965/337/XXXX
(注)エラスムス・プラスの詳細はこちら(当機構国際課まとめ)
http://c.bme.jp/38/965/338/XXXX
※欧州大学構想の詳細はこちら
European Universities Initiative(European Commission、英語)
https://ec.europa.eu/education/education-in-the-eu/european-education-area/european-universities-initiative_en
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2. 海外動向記事
===============================
◇オンラインイベント成功へ、欧州のプロジェクトが8つの視点を紹介
http://c.bme.jp/38/965/339/XXXX
-------------------------------------------------------------
ウェビナーやオンライン会議を成功させるには?
プラットフォーム選択や休憩時間の使い方など、
欧州のプロジェクトが8つのポイントを解説。
◇欧州高等教育大臣会合2020(ローマ):ボローニャ・プロセスの発展状況は
http://c.bme.jp/38/965/340/XXXX
-------------------------------------------------------------
2020年11月19日、欧州高等教育圏(EHEA)大臣会合が
オンラインで開催された。共同声明(ローマ・コミュニケ)を発表し、
コロナ禍においても学生・教職員・卒業者のモビリティの向上に
取り組むことを示した。
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NIAD-QE 海外高等教育質保証動向ニュース
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バックナンバー
[https://www.niad.ac.jp/consolidation/international/publish/merumaga/kokusai_bkno/]
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■ 編集・発行 (お問合せ先)
独立行政法人 大学改革支援・学位授与機構 評価事業部国際課
〒187-8587 東京都小平市学園西町1-29-1
TEL: 042-307-1634
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1.高等教育・質保証に関するトリビア・豆知識
本号で紹介する動向記事から高等教育・質保証に関係する
キーワードを一つ取り上げ、用語や過去の記事について解説します。
今回のテーマは「欧州大学構想」です。
2. 海外動向記事
令和2年12月~令和3年1月に当機構ウェブサイトに掲載した
動向記事2件(欧州2件)を紹介します。
ぜひアクセスしてご覧ください。
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1. 高等教育・質保証に関するトリビア・豆知識
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本号では欧州高等教育圏大臣会合に関する記事を紹介しています。
そこで今回のトリビア・豆知識では、本会合の共同声明内でも
言及されている「欧州大学構想」について解説します。
「欧州大学構想」は国境を越えた大学間のコンソーシアム
(欧州大学)を創出することにより、次世代の欧州の人々が、
欧州の一員としての強力なアイデンティティを育みながら、
言語や国を越えて連携することを目指しています。主に
エラスムス・プラスプログラム(注)からの資金提供によって
進められています。
欧州では2025年までに「欧州教育圏」を構築することを
目指しており、欧州教育圏構想はその旗艦プロジェクトとして
立ち上がりました。欧州教育圏の目標には、モビリティの
機会の創出、学位の相互承認、教育カリキュラム開発のための
協力促進、生涯学習の促進、教育におけるイノベーションと
デジタルスキルの主流化、欧州における大学間ネットワークの
構築等があります。
欧州教育圏(European Education Area)構築に向けて(2018年2月)
http://c.bme.jp/38/965/336/XXXX
「欧州大学」では、少なくとも3つのEU加盟国(または
エラスムスプログラム参加国)、3つの高等教育機関で1つの
「大学」(=コンソーシアム)を構成することになっています。
欧州大学の方針には、コンソーシアムで共同の長期戦略をもつこと、
欧州の様々な国の大学が参画し、大学間の広域的キャンパスを
形成すること、欧州の異なる地域(part)の機関と協力することが
掲げられています。具体的には欧州大学のキャンパスにおいて、
以下の項目を実現することが期待されています。
・学生、教職員、研究者のモビリティが途切れないこと
・国境を越えて学生、研究者等が連携し、欧州が直面している
重要課題に複数の分野から取り組むこと
・学生が欧州学位につながる柔軟なカリキュラムを選択できること
・起業家精神と地域貢献意識の醸成のため、学生に実践的な経験を提供すること
・学生団体は人口の多様性を反映していること
試行プロジェクトとして、2019年に17件、2020年に24件の
「大学」が採択されており、これまでに280を超える高等教育
機関が参加しています。2021-2027年に予定されている次期の
エラスムス・プラスプログラムの下で、本格実施の段階へ
移行することが予定されています。
「欧州大学イニシアチブ」の初の採択コンソーシアム17件が決定(2019年7月)
http://c.bme.jp/38/965/337/XXXX
(注)エラスムス・プラスの詳細はこちら(当機構国際課まとめ)
http://c.bme.jp/38/965/338/XXXX
※欧州大学構想の詳細はこちら
European Universities Initiative(European Commission、英語)
https://ec.europa.eu/education/education-in-the-eu/european-education-area/european-universities-initiative_en
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2. 海外動向記事
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◇オンラインイベント成功へ、欧州のプロジェクトが8つの視点を紹介
http://c.bme.jp/38/965/339/XXXX
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ウェビナーやオンライン会議を成功させるには?
プラットフォーム選択や休憩時間の使い方など、
欧州のプロジェクトが8つのポイントを解説。
◇欧州高等教育大臣会合2020(ローマ):ボローニャ・プロセスの発展状況は
http://c.bme.jp/38/965/340/XXXX
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2020年11月19日、欧州高等教育圏(EHEA)大臣会合が
オンラインで開催された。共同声明(ローマ・コミュニケ)を発表し、
コロナ禍においても学生・教職員・卒業者のモビリティの向上に
取り組むことを示した。
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