【香港の中等後教育政策――香港特別行政区長官による2025年施政報告より】ほかNIAD-QE海外高等教育質保証動向ニュース vol.127
		2025/10/30 (Thu) 10:00
	
	
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NIAD-QE 海外高等教育質保証動向ニュース vol.127
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目次
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1.お役立ちトピック
今月号で取り上げる記事の関連トピックについて、過去の記事を交えてご紹介します。
今回は「香港の中等後教育の国際化に関する政策」です。
2.海外動向記事
令和7年9月後半から10月にQA UPDATESに掲載した動向記事をご紹介します。
ぜひアクセスしてご覧ください。
9月: https://w.bme.jp/38/965/2207/XXXX
10月 : https://w.bme.jp/38/965/2208/XXXX
▼「質保証動向リンク(速報版)」
10月上旬掲載: https://w.bme.jp/38/965/2209/XXXX
10月下旬掲載: https://w.bme.jp/38/965/2210/XXXX
3.評価機関連絡協議会の認証評価結果一覧の更新について
認証評価機関連絡協議会に参加する認証評価機関が実施した、
大学等の認証評価の「評価結果一覧」の更新のご紹介です。
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1.お役立ちトピック
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◆香港の中等後教育の国際化に関する政策
2023年10月に香港特別行政区行政長官は「2023年 施政報告
(施政方針演説)」で、中等後教育※の国際化へ向けた政府の
積極的な姿勢を示しました。
具体的には、中国本土の学生を含めた香港外の学生の受入れ枠拡大、
奨学金制度の拡充、学生寮の規模拡大、就職支援等の施策が打ち出されました。
(※香港の中等後教育とは、後期中等教育を卒業した者を対象とした教育全般を指します。)
今月号では、香港の「2025年 施政報告(施政方針演説)」に関する記事を紹介しております。
同報告では、2023年の上記の方針を推し進めていくためのさらなる施策が述べられています。
詳しくは、「2.海外動向記事」をご覧ください。
また、本テーマに関する過去の記事は、下記の「関連記事」をご覧ください。
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【関連記事】
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▼香港の中等後教育の国際化に関する政策動向―香港外の学生枠の拡大等―
https://w.bme.jp/38/965/2211/XXXX
▼中国が広東・香港・マカオをつなぐ大湾岸圏の発展計画を発表
https://w.bme.jp/38/965/2212/XXXX
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2.海外動向記事
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▼QAAがVfM(Value for Money)に関する学生の認識について報告書を公表
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近年、高等教育が“Value for Money(VfM)”という観点から議論されることが増えています。
英国の質保証・向上機関であるQAA(Quality Assurance Agency)
は、2025年7月25日、高等教育におけるVfMとは何かについて問題を
提起する、学生による報告書「高等教育における投資:
Value for Moneyに関する学生中心のアプローチ」を公表しました。
https://w.bme.jp/38/965/2213/XXXX
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▼香港:私立中等後教育機関の登録制度等について定めた法令
「Post Secondary Colleges Ordinance」が改正
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2025年8月1日、私立中等後教育機関の登録制度について定めた
「Post Secondary Colleges Ordinance 專上學院條例」の改正が
公表されました。
今回の改正では、学位授与権の承認権限を香港特別行政区行政長官から
香港教育局局長へ移譲すると同時に、教育プログラムの質保証を
強化する内容が新たに示されました。
学位授与権の承認権限の移譲に関する条文は2025年8月1日発効、
それ以外の条文は翌年、2026年8月1日に発効します。
https://w.bme.jp/38/965/2214/XXXX
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▼韓国:教育部が2026年度奨学金支援対象大学を公表
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韓国教育部は、2025年8月28日、2026年度の奨学金支援対象大学を発表しました。
大学及び専門大学を合わせた313大学のうち、296大学が支援の対象となりました。
機関別評価認証で認証されており、かつ、韓国私学振興財団が私立の
大学・専門大学に対し実施する財政診断において「経営危機大学」に
指定されていない大学(これらは「財政健全大学」として認定される)
については、新入生・在学生が国家奨学金・貸与型奨学金の申請が可能となります。
https://w.bme.jp/38/965/2215/XXXX
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▼香港の中等後教育政策――香港特別行政区長官による2025年施政報告より
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2025年9月17日、香港特別行政区の李家超(John Lee)行政長官は、
今後1年の施政の重点項目を示す「2025年 施政報告
(施政方針演説)」(The Chief Executive’s 2025 Policy Address)を行いました。
報告の中で、高等教育政策について、香港は世界大学ランキングの
上位100位内に入る大学を5校擁するという強みを生かして、
中等後教育の国際的ハブとなり、国際高度人材が集まる地域へと
発展させると表明しました。
https://w.bme.jp/38/965/2216/XXXX
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▼欧州:資格承認関係者による会議で高等教育資格の承認とAIについて議論
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2025年5月、第32回ENIC-NARIC会合において、高等教育(高等教育
資格の承認を含む)とAI(人工知能)について議論が行われました。
本記事では特に、これらの議論の基礎となっているイタリアの
国内情報センター(NIC)である学術移動・同等性情報センター
(CIMEA)による報告書「人工知能と資格承認:ENIC-NARICの
観点からの機会とリスク(2023年11月)」及び、高等教育資格の
承認に関する地域規約の議長(President)4名による
「人工知能(AI)と資格承認に関するポジショニング・ペーパー
(2025年1月)」について紹介しています。
https://w.bme.jp/38/965/2217/XXXX
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3. 認証評価機関連絡協議会の認証評価結果一覧の更新について
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我が国の認証評価制度において評価の実施を担う認証評価機関は、
機関同士の連携や情報共有の促進を目的として、「認証評価機関連絡
協議会」を組織しており、現在15機関が参加しています。
本協議会では、認証評価結果や評価対象校の優れた取組等の情報を
集約し、協議会ウェブサイトで発信しています。
この度、ウェブサイトの「評価結果一覧」を更新し、
令和6年度に実施した認証評価の結果等を掲載いたしました。
以下のリンク先から、大学等の最新の評価結果が一覧でご覧いただけます。
(協議会ウェブサイト)
https://w.bme.jp/38/965/2218/XXXX
また、英語版サイトの「評価結果一覧」はこちらからご覧いただけます。
https://w.bme.jp/38/965/2219/XXXX
「評価結果一覧」では、各評価対象校が評価を受けた年度、評価結果
(適合、不適合等)、評価を行った機関名、評価結果報告書のリンクを
一覧で確認できます。
さらに、教育機関名、評価実施年度、設置形態・地域別で検索できる
機能もあり、知りたい情報に簡単にアクセスすることが可能です。
「評価結果一覧」は、日本の高等教育機関の卒業資格を持つ方の資格を
評定・承認する際に、その出身校が認証評価において適合認定を
受けているかどうかを確認するための正確な情報源と
なっていますので、ご活用いただけますと幸いです。
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NIAD-QE 海外高等教育質保証動向ニュース
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▽バックナンバー
https://w.bme.jp/38/965/2220/XXXX
 
▽X(旧Twitter)にて配信中!
https://w.bme.jp/38/965/2221/XXXX
 
配信停止: https://w.bme.jp/38/965/2222/XXXX
配信登録: https://w.bme.jp/38/965/2223/XXXX
 
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編集・発行(お問合せ先)
独立行政法人 大学改革支援・学位授与機構 評価事業部国際課
〒187-8587 東京都小平市学園西町1-29-1
E-Mail:kokusai*niad.ac.jp *を@に置き換えてください。
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目次
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1.お役立ちトピック
今月号で取り上げる記事の関連トピックについて、過去の記事を交えてご紹介します。
今回は「香港の中等後教育の国際化に関する政策」です。
2.海外動向記事
令和7年9月後半から10月にQA UPDATESに掲載した動向記事をご紹介します。
ぜひアクセスしてご覧ください。
9月: https://w.bme.jp/38/965/2207/XXXX
10月 : https://w.bme.jp/38/965/2208/XXXX
▼「質保証動向リンク(速報版)」
10月上旬掲載: https://w.bme.jp/38/965/2209/XXXX
10月下旬掲載: https://w.bme.jp/38/965/2210/XXXX
3.評価機関連絡協議会の認証評価結果一覧の更新について
認証評価機関連絡協議会に参加する認証評価機関が実施した、
大学等の認証評価の「評価結果一覧」の更新のご紹介です。
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1.お役立ちトピック
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◆香港の中等後教育の国際化に関する政策
2023年10月に香港特別行政区行政長官は「2023年 施政報告
(施政方針演説)」で、中等後教育※の国際化へ向けた政府の
積極的な姿勢を示しました。
具体的には、中国本土の学生を含めた香港外の学生の受入れ枠拡大、
奨学金制度の拡充、学生寮の規模拡大、就職支援等の施策が打ち出されました。
(※香港の中等後教育とは、後期中等教育を卒業した者を対象とした教育全般を指します。)
今月号では、香港の「2025年 施政報告(施政方針演説)」に関する記事を紹介しております。
同報告では、2023年の上記の方針を推し進めていくためのさらなる施策が述べられています。
詳しくは、「2.海外動向記事」をご覧ください。
また、本テーマに関する過去の記事は、下記の「関連記事」をご覧ください。
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【関連記事】
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▼香港の中等後教育の国際化に関する政策動向―香港外の学生枠の拡大等―
https://w.bme.jp/38/965/2211/XXXX
▼中国が広東・香港・マカオをつなぐ大湾岸圏の発展計画を発表
https://w.bme.jp/38/965/2212/XXXX
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2.海外動向記事
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▼QAAがVfM(Value for Money)に関する学生の認識について報告書を公表
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近年、高等教育が“Value for Money(VfM)”という観点から議論されることが増えています。
英国の質保証・向上機関であるQAA(Quality Assurance Agency)
は、2025年7月25日、高等教育におけるVfMとは何かについて問題を
提起する、学生による報告書「高等教育における投資:
Value for Moneyに関する学生中心のアプローチ」を公表しました。
https://w.bme.jp/38/965/2213/XXXX
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▼香港:私立中等後教育機関の登録制度等について定めた法令
「Post Secondary Colleges Ordinance」が改正
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2025年8月1日、私立中等後教育機関の登録制度について定めた
「Post Secondary Colleges Ordinance 專上學院條例」の改正が
公表されました。
今回の改正では、学位授与権の承認権限を香港特別行政区行政長官から
香港教育局局長へ移譲すると同時に、教育プログラムの質保証を
強化する内容が新たに示されました。
学位授与権の承認権限の移譲に関する条文は2025年8月1日発効、
それ以外の条文は翌年、2026年8月1日に発効します。
https://w.bme.jp/38/965/2214/XXXX
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▼韓国:教育部が2026年度奨学金支援対象大学を公表
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韓国教育部は、2025年8月28日、2026年度の奨学金支援対象大学を発表しました。
大学及び専門大学を合わせた313大学のうち、296大学が支援の対象となりました。
機関別評価認証で認証されており、かつ、韓国私学振興財団が私立の
大学・専門大学に対し実施する財政診断において「経営危機大学」に
指定されていない大学(これらは「財政健全大学」として認定される)
については、新入生・在学生が国家奨学金・貸与型奨学金の申請が可能となります。
https://w.bme.jp/38/965/2215/XXXX
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▼香港の中等後教育政策――香港特別行政区長官による2025年施政報告より
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2025年9月17日、香港特別行政区の李家超(John Lee)行政長官は、
今後1年の施政の重点項目を示す「2025年 施政報告
(施政方針演説)」(The Chief Executive’s 2025 Policy Address)を行いました。
報告の中で、高等教育政策について、香港は世界大学ランキングの
上位100位内に入る大学を5校擁するという強みを生かして、
中等後教育の国際的ハブとなり、国際高度人材が集まる地域へと
発展させると表明しました。
https://w.bme.jp/38/965/2216/XXXX
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▼欧州:資格承認関係者による会議で高等教育資格の承認とAIについて議論
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2025年5月、第32回ENIC-NARIC会合において、高等教育(高等教育
資格の承認を含む)とAI(人工知能)について議論が行われました。
本記事では特に、これらの議論の基礎となっているイタリアの
国内情報センター(NIC)である学術移動・同等性情報センター
(CIMEA)による報告書「人工知能と資格承認:ENIC-NARICの
観点からの機会とリスク(2023年11月)」及び、高等教育資格の
承認に関する地域規約の議長(President)4名による
「人工知能(AI)と資格承認に関するポジショニング・ペーパー
(2025年1月)」について紹介しています。
https://w.bme.jp/38/965/2217/XXXX
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3. 認証評価機関連絡協議会の認証評価結果一覧の更新について
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我が国の認証評価制度において評価の実施を担う認証評価機関は、
機関同士の連携や情報共有の促進を目的として、「認証評価機関連絡
協議会」を組織しており、現在15機関が参加しています。
本協議会では、認証評価結果や評価対象校の優れた取組等の情報を
集約し、協議会ウェブサイトで発信しています。
この度、ウェブサイトの「評価結果一覧」を更新し、
令和6年度に実施した認証評価の結果等を掲載いたしました。
以下のリンク先から、大学等の最新の評価結果が一覧でご覧いただけます。
(協議会ウェブサイト)
https://w.bme.jp/38/965/2218/XXXX
また、英語版サイトの「評価結果一覧」はこちらからご覧いただけます。
https://w.bme.jp/38/965/2219/XXXX
「評価結果一覧」では、各評価対象校が評価を受けた年度、評価結果
(適合、不適合等)、評価を行った機関名、評価結果報告書のリンクを
一覧で確認できます。
さらに、教育機関名、評価実施年度、設置形態・地域別で検索できる
機能もあり、知りたい情報に簡単にアクセスすることが可能です。
「評価結果一覧」は、日本の高等教育機関の卒業資格を持つ方の資格を
評定・承認する際に、その出身校が認証評価において適合認定を
受けているかどうかを確認するための正確な情報源と
なっていますので、ご活用いただけますと幸いです。
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NIAD-QE 海外高等教育質保証動向ニュース
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https://w.bme.jp/38/965/2220/XXXX
▽X(旧Twitter)にて配信中!
https://w.bme.jp/38/965/2221/XXXX
配信停止: https://w.bme.jp/38/965/2222/XXXX
配信登録: https://w.bme.jp/38/965/2223/XXXX
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独立行政法人 大学改革支援・学位授与機構 評価事業部国際課
〒187-8587 東京都小平市学園西町1-29-1
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