年金シニアプラン総合研究機構メールマガジン No.69(2024/10/23)
2024/10/23 (Wed) 11:00
年総研メルマガ
No.69 (2024/10/23)
ご愛読、誠にありがとうございます。
本メールマガジンは、これまで年金シニアプラン総合研究機構とご縁のあった皆様にご送付させていただきました。
ご不要の際はどうかご海容下さるようお願い申し上げます。
ご購読を直ちに中止なさる場合は、誠に恐縮ですが、下記のURLからお手続き下さるよう伏してお願いいたします。
https://w.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=nensoken&task=cancel
目次
1.年金シニアプラン総合研究機構の動き(2024/09/25~10/22)
(1) 「老後の資産管理に関する研究会」の立ち上げ
(2) 「老後資産形成の社会実装に向けた諸課題の研究会」の立ち上げ
(3) 年金調査研究レポートの公開
(4) 第9回ユース年金学会 開催予告
2.年金ライフプランセミナー:
・2024(令和6)年度の日程
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1.年金シニアプラン総合研究機構の動き(2024/09/25~10/22)
(1) 「老後の資産管理に関する研究会」の立ち上げ(2024/09/27)
当機構は「老後の資産管理に関する研究会」(座長 慶應義塾大学経済学部附属ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センター 山田篤裕教授)を立ち上げました。当研究会は、高齢者本人及び家族が認知機能の低下にともなう資産管理の課題に関する正しい知識理解をもつとともに、率直なコミュ ニケーションを円滑に進め、必要な準備を可能な限りで進めていくという課題について活用が可能なツール (動画・パンフレット)を開発することを目的として おり、2024年度中にその成果物を公表する予定としています。
【プレスリリース資料】
https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/pressrelease20240927.pdf
(2) 「老後資産形成の社会実装に向けた諸課題の研究会」の立ち上げ(2024/10/15)
当機構は、ティ ー・ロウ・プライス・ジャパン株式会社の協賛のもと「老後資産形成の社会実装に向けた諸課題の研究会(新研究会2024)」(座長 立教大学法学部 島村暁代教授)を立ち上げました。
【プレスリリース資料】
https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/20241015pressrelease.pdf
(3) 年金調査研究レポート「インド資本市場の急発展と年金運用対象としてのリアルアセットによるオルタナティブ運用」(三木隆二郎)を公表しました(2024/10/15)
【要旨】
世界の年金の資産配分を並べてみるとそれぞれの資産配分比率は全く異なっている。年金運用は年金負債を賄うためになされるものという原則は共通していても、近年、資産配分手法が精密になればなるほど、ある程度の流動性を犠牲に出来る年金では、資産間での相関を下げることで分散投資効果を増しつつ全体の投資リターンの変動を抑えるような資産が選好される傾向にある。それがオルタナティブ運用(上場株や債券ではない代替的運用のこと)である。つまり長期的にはインフレ控除後の実質利回りが高く、また、株や債券が同時期に大きく下落するとしても、それらとの相関が低いため大きな損失を同時には被らない資産としてオルタナティブ運用が選好されるのである。オルタナティブ運用の中でも本稿で は「 不動産とインフラストラクチャー」からなる「リアルアセット」を考察の対象とする。
そのリアルアセット(不動産とインフラ)運用はこれまで先進国の資本市場が受け皿となってきたが、今回、注目したいのは人口ボーナスによって今後も経済成長の可能性が高いインドのリアルアセットに年金資金を投じるようなオルタナティブ運用である。
その背景にはインド社会や資本市場で進展する急激な変化がある。今、何がインド社会で起きているのか、旧来の「保守的で差別が残る」という見方からは隔絶した「新インド」を象徴するDEI(多様性・公平性・包摂性)の新たな動きに、そのギャップの要因を探ってみる。
本稿が考察するインドのリアルアセットは我が国の企業年金の運用投資対象として一般的ではないが、年金積立金管理運用独立行政法人や企業年金連合会のように既にリアルアセットへの運用を開始している年金には新しい視点を提供出来るのではないかと思料する。
PDF:https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/rr_r06_02.pdf
(4) 第9回ユース年金学会(日本年金学会共催)開催予告
当機構と日本年金学会、慶應義塾大学ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センター、厚生労働省の四者が共催する大学生の年金研究発表会「第9回ユース年金学会」を11月30日に開催します。ご関心のある方々にご予定いただけるよう、下記の通り予告します。
https://www.pension-academy.jp/youth/index.html
●開催日:2024年11月30日(土)
●場所:慶應義塾大学三田キャンパス
●開催形式:対面式を含むハイブリッド
●参加者:参加資格は、指導教員の下に大学の学部生で構成されるチーム(ゼミ、研究グループなど)です。
●参加費用:無料
2. 年金ライフプランセミナー
■2024(令和6)年度の年金ライフプランセミナーの日程や内容はリンク先のパンフレットにてご確認ください。
https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/2024plppamphlet.pdf
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公益財団法人 年金シニアプラン総合研究機構
〒108-0074 港区高輪1丁目3-13 NBF高輪ビル4F
TEL 03-5793-9411
URL https://www.nensoken.or.jp/
お問い合わせ https://www.nensoken.or.jp/contact/
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(1) 「老後の資産管理に関する研究会」の立ち上げ
(2) 「老後資産形成の社会実装に向けた諸課題の研究会」の立ち上げ
(3) 年金調査研究レポートの公開
(4) 第9回ユース年金学会 開催予告
2.年金ライフプランセミナー:
・2024(令和6)年度の日程
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1.年金シニアプラン総合研究機構の動き(2024/09/25~10/22)
(1) 「老後の資産管理に関する研究会」の立ち上げ(2024/09/27)
当機構は「老後の資産管理に関する研究会」(座長 慶應義塾大学経済学部附属ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センター 山田篤裕教授)を立ち上げました。当研究会は、高齢者本人及び家族が認知機能の低下にともなう資産管理の課題に関する正しい知識理解をもつとともに、率直なコミュ ニケーションを円滑に進め、必要な準備を可能な限りで進めていくという課題について活用が可能なツール (動画・パンフレット)を開発することを目的として おり、2024年度中にその成果物を公表する予定としています。
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(2) 「老後資産形成の社会実装に向けた諸課題の研究会」の立ち上げ(2024/10/15)
当機構は、ティ ー・ロウ・プライス・ジャパン株式会社の協賛のもと「老後資産形成の社会実装に向けた諸課題の研究会(新研究会2024)」(座長 立教大学法学部 島村暁代教授)を立ち上げました。
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(3) 年金調査研究レポート「インド資本市場の急発展と年金運用対象としてのリアルアセットによるオルタナティブ運用」(三木隆二郎)を公表しました(2024/10/15)
【要旨】
世界の年金の資産配分を並べてみるとそれぞれの資産配分比率は全く異なっている。年金運用は年金負債を賄うためになされるものという原則は共通していても、近年、資産配分手法が精密になればなるほど、ある程度の流動性を犠牲に出来る年金では、資産間での相関を下げることで分散投資効果を増しつつ全体の投資リターンの変動を抑えるような資産が選好される傾向にある。それがオルタナティブ運用(上場株や債券ではない代替的運用のこと)である。つまり長期的にはインフレ控除後の実質利回りが高く、また、株や債券が同時期に大きく下落するとしても、それらとの相関が低いため大きな損失を同時には被らない資産としてオルタナティブ運用が選好されるのである。オルタナティブ運用の中でも本稿で は「 不動産とインフラストラクチャー」からなる「リアルアセット」を考察の対象とする。
そのリアルアセット(不動産とインフラ)運用はこれまで先進国の資本市場が受け皿となってきたが、今回、注目したいのは人口ボーナスによって今後も経済成長の可能性が高いインドのリアルアセットに年金資金を投じるようなオルタナティブ運用である。
その背景にはインド社会や資本市場で進展する急激な変化がある。今、何がインド社会で起きているのか、旧来の「保守的で差別が残る」という見方からは隔絶した「新インド」を象徴するDEI(多様性・公平性・包摂性)の新たな動きに、そのギャップの要因を探ってみる。
本稿が考察するインドのリアルアセットは我が国の企業年金の運用投資対象として一般的ではないが、年金積立金管理運用独立行政法人や企業年金連合会のように既にリアルアセットへの運用を開始している年金には新しい視点を提供出来るのではないかと思料する。
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(4) 第9回ユース年金学会(日本年金学会共催)開催予告
当機構と日本年金学会、慶應義塾大学ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センター、厚生労働省の四者が共催する大学生の年金研究発表会「第9回ユース年金学会」を11月30日に開催します。ご関心のある方々にご予定いただけるよう、下記の通り予告します。
https://www.pension-academy.jp/youth/index.html
●開催日:2024年11月30日(土)
●場所:慶應義塾大学三田キャンパス
●開催形式:対面式を含むハイブリッド
●参加者:参加資格は、指導教員の下に大学の学部生で構成されるチーム(ゼミ、研究グループなど)です。
●参加費用:無料
2. 年金ライフプランセミナー
■2024(令和6)年度の年金ライフプランセミナーの日程や内容はリンク先のパンフレットにてご確認ください。
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