年金シニアプラン総合研究機構メールマガジン No.71(2024/12/25)
2024/12/25 (Wed) 11:00
年総研メルマガ
No.71 (2024/12/25)
ご愛読、誠にありがとうございます。
本メールマガジンは、これまで年金シニアプラン総合研究機構とご縁のあった皆様にご送付させていただきました。
ご不要の際はどうかご海容下さるようお願い申し上げます。
ご購読を直ちに中止なさる場合は、誠に恐縮ですが、下記のURLからお手続き下さるよう伏してお願いいたします。
https://w.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=nensoken&task=cancel
目次
1.年金シニアプラン総合研究機構の動き(2024/11/27~12/24)
(1) 第9回ユース年金学会 資料等の公開
(2) 年金調査研究レポートの公開
2.年金ライフプランセミナー:
・2024(令和6)年度の日程
-------------------------------------------------------------------------------------------
1.年金シニアプラン総合研究機構の動き(2024/11/27~12/24)
(1) 第9回ユース年金学会 発表動画の公開(2024/12/13)
「年金の日(11月30日)」にちなんで、11月30日に当機構と日本年金学会、慶應義塾大学ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センターの3者共催で「第9回ユース年金学会」を開催いたしました。当日の資料等は以下のサイトからご覧いただけます。
https://www.pension-academy.jp/youth/index.html
(2) 年金調査研究レポート「年金運用におけるESG投資のうちのS(社会)要素 (その1) 英国政府の取組みと日本の年金資金運用」および「年金運用におけるESG投資のうちのS(社会)要素 (その2) 英国タスクフォースからの手引書」(福山圭一)を公開しました(2024/12/09)
●「年金運用におけるESG投資のうちのS(社会)要素(その1)英国政府の取組みと日本の年金資金運用」福山圭一
【要旨】
社会要素は年金とより密接な関係があるということができる。英国では、年金運用における社会要素の考慮について、政府から2021年3月に意見募集が行われ、大手年金制度の社会要素の考慮の状況も紹介された。そして、その政府回答が2022年7月に公表された。政府回答では、受任者は財務的にマテリアルと思われるすべての事項を考慮すべきであることなど一連の見解が示されるとともに、タスクフォースを設置して更に検討する旨が記載された。
社会要素については、テーマの多様性、データの不完全性、地域性、倫理性、政治性といった問題が挙げられよう。日本の年金資金運用に関しては、何が財務的にマテリアルなのかの視点を持つべきこと、近時は開示が進みつつあること、日本独自の問題を考慮する視点が重要であること、年金財政の改善に結びつくインパクトを考慮することが必要であると考えられること、運用機関その他年金資金運用に関与する民間の取り組みに期待したいこと、といった指摘ができる。
PDF:https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/rr_r06_03.pdf
●「年金運用におけるESG投資のうちのS(社会)要素 (その2)英国タスクフォースからの手引書」福山圭一
【要旨】
英国で 2024 年 3 月に社会要素に関するタスクフォースの手引書が公表された。手引書は、社会要素と年金制度との関わりについて総論的な記述、3 段階の実践レベル、国、セクター、企業レベルの分析に絞り込む評価のフレームワーク、そして、社会要素を管理するためのデータの留意点等について記載されている。また、運用会社等と実際に相対する際の実践的な内容の手引きや初心者用のクイックスタート・ガイドなど幾つかの文書も同時に公表された。
主な特色としては、運用管理の基本は社会要素も他のESG要素と変わるところはないこと、社会的インパクト投資を積極的に位置づけていること、システミック・リスクを大きく取り上げユニバーサル・オーナーシップの考え方が有効であるとしていること、マテリアリティに加えて顕著性という概念が示されていること、データについて年金側も運用会社と適切に対峙できるだけの基礎的な知識と理解が必要であること、実践的なガイドはベスト・プラクティスの1 つの例として参考になることが挙げられる。
PDF:https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/rr_r06_04.pdf
2. 年金ライフプランセミナー
■2024(令和6)年度の年金ライフプランセミナーの日程や内容はリンク先のパンフレットにてご確認ください。
https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/2024plppamphlet.pdf
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〒108-0074 港区高輪1丁目3-13 NBF高輪ビル4F
TEL 03-5793-9411
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お問い合わせ https://www.nensoken.or.jp/contact/
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No.71 (2024/12/25)
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(1) 第9回ユース年金学会 資料等の公開
(2) 年金調査研究レポートの公開
2.年金ライフプランセミナー:
・2024(令和6)年度の日程
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1.年金シニアプラン総合研究機構の動き(2024/11/27~12/24)
(1) 第9回ユース年金学会 発表動画の公開(2024/12/13)
「年金の日(11月30日)」にちなんで、11月30日に当機構と日本年金学会、慶應義塾大学ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センターの3者共催で「第9回ユース年金学会」を開催いたしました。当日の資料等は以下のサイトからご覧いただけます。
https://www.pension-academy.jp/youth/index.html
(2) 年金調査研究レポート「年金運用におけるESG投資のうちのS(社会)要素 (その1) 英国政府の取組みと日本の年金資金運用」および「年金運用におけるESG投資のうちのS(社会)要素 (その2) 英国タスクフォースからの手引書」(福山圭一)を公開しました(2024/12/09)
●「年金運用におけるESG投資のうちのS(社会)要素(その1)英国政府の取組みと日本の年金資金運用」福山圭一
【要旨】
社会要素は年金とより密接な関係があるということができる。英国では、年金運用における社会要素の考慮について、政府から2021年3月に意見募集が行われ、大手年金制度の社会要素の考慮の状況も紹介された。そして、その政府回答が2022年7月に公表された。政府回答では、受任者は財務的にマテリアルと思われるすべての事項を考慮すべきであることなど一連の見解が示されるとともに、タスクフォースを設置して更に検討する旨が記載された。
社会要素については、テーマの多様性、データの不完全性、地域性、倫理性、政治性といった問題が挙げられよう。日本の年金資金運用に関しては、何が財務的にマテリアルなのかの視点を持つべきこと、近時は開示が進みつつあること、日本独自の問題を考慮する視点が重要であること、年金財政の改善に結びつくインパクトを考慮することが必要であると考えられること、運用機関その他年金資金運用に関与する民間の取り組みに期待したいこと、といった指摘ができる。
PDF:https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/rr_r06_03.pdf
●「年金運用におけるESG投資のうちのS(社会)要素 (その2)英国タスクフォースからの手引書」福山圭一
【要旨】
英国で 2024 年 3 月に社会要素に関するタスクフォースの手引書が公表された。手引書は、社会要素と年金制度との関わりについて総論的な記述、3 段階の実践レベル、国、セクター、企業レベルの分析に絞り込む評価のフレームワーク、そして、社会要素を管理するためのデータの留意点等について記載されている。また、運用会社等と実際に相対する際の実践的な内容の手引きや初心者用のクイックスタート・ガイドなど幾つかの文書も同時に公表された。
主な特色としては、運用管理の基本は社会要素も他のESG要素と変わるところはないこと、社会的インパクト投資を積極的に位置づけていること、システミック・リスクを大きく取り上げユニバーサル・オーナーシップの考え方が有効であるとしていること、マテリアリティに加えて顕著性という概念が示されていること、データについて年金側も運用会社と適切に対峙できるだけの基礎的な知識と理解が必要であること、実践的なガイドはベスト・プラクティスの1 つの例として参考になることが挙げられる。
PDF:https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/rr_r06_04.pdf
2. 年金ライフプランセミナー
■2024(令和6)年度の年金ライフプランセミナーの日程や内容はリンク先のパンフレットにてご確認ください。
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