年金シニアプラン総合研究機構メールマガジン No.47(2022/12/28)
2022/12/28 (Wed) 11:00
年総研メルマガ
No.47 (2022/12/28)
ご愛読、誠にありがとうございます。
本メールマガジンは、これまで年金シニアプラン総合研究機構とご縁のある皆様にご送付させていただきました。
ご不要の際はどうかご海容下さるようお願い申し上げます。
ご購読を直ちに中止なさる場合は、誠に恐縮ですが、下記のURLからお手続き下さるよう伏してお願いいたします。
https://w.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=nensoken&task=cancel
目次
1.年金シニアプラン総合研究機構の動き(2022/11/23~12/27)
(1) 第4回「令和の年金広報コンテスト」の受賞者の発表
(2) 年金調査研究レポートの公開
(3) 調査研究報告書の公開
2.年金ライフプランセミナー:
・ライフプランセミナー開催支援のご案内
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1.年金シニアプラン総合研究機構の動き(2022/11/23~12/27)
(1) 厚生労働省より第4回「令和の年金広報コンテスト」の受賞者が発表されました(2022/11/30)
当機構は、特別協賛として年金シニアプラン総合研究機構理事長賞を村瀬彩花様、朝枝咲羽様(大学生)におくります。
https://www.nensoken.or.jp/news/20221130kouhoaward
・厚生労働省の報道発表資料(外部リンク):
https://www.mhlw.go.jp/stf/nenkin_contest_4_jyusyou_00005.html
(2) 年金調査研究レポート「株主アクティビズムと年金基金 - 「アクティビストの遊び場」と評される日本における年金基金・受託金融機関の議決権行使の課題 - 」(杉田健)を公開しました(2022/12/07)
https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/rr_r04_10.pdf
【要旨】
本稿は日本の株主アクティビズムに対する法制の課題および議決権行使助言会社の動向を踏まえ、長期投資家としての年金基金および受託金融機関による議決権行使のあり方を論じるものである。日本では株主アクティビズムが盛んになっており、すでに2019年時点でフランス議会に提出された報告書には「日本はアクティビストの遊び場」と評されている。また最近では環境アクティビストの活動の活発化も報道されている。アクティビズムについては賛否両論があるが、日本の法制が企業の長期的成長を確保するのに不十分であるとの指摘も少なくない。また議決権行使助言会社については企業実態を十分把握していないとの批判もある。また環境アクティビストについては環境アクティビスト自体の法の尊重姿勢等の課題がある。従ってアクティビストからの株主提案が提起された際に、年金基金が自家運用において自ら議決権行使をする場合も、年金資金の受託金融機関が議決権行使をする際にも、これらの日本のアクティビスト関連法制の不十分さや、議決権行使助言会社への批判、環境アクティビストの課題を認識しつつ、企業の長期的成長を見守る方向で判断すべきである。
(3) 調査研究報告書「デンマーク・ベネルクス3国の年金に関する調査研究」を公表しました(2022/12/08)
https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/R04-02.pdf
【要旨】
本報告書では、デンマーク、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクの4ヶ国の年金制度の概要や年金改革の状況等を調査し取りまとめている。
ベルギーとルクセンブルクの公的年金は多くの国で見られる賦課方式(PAYG)の確定給付(DB)年金であるが、デンマークとオランダでは、公的年金に居住年数が給付額算定のベースとなる定額(フラットレート)の基礎年金が採用されている。
デンマークとオランダの公的年金は高い所得再配分効果を持ち高齢者の貧困防止に役立っているが、給付水準としてはさほど高くないため、退職後の高齢者の生活水準維持機能は準強制加入の制度として位置付けられている職域年金制度が担う構造となっており、両国の職域年金はGDPの200%を超える資産残高を持っている。
デンマークの職域年金は大多数が確定拠出(DC)年金で、一方オランダでは確定給付(DB)年金が主流という差異がみられていたが、オランダでは職域年金改革が進行中で、改革後は全面的に確定拠出(DC)年金へと移行する計画となっている。ただし、移行後の DC 年金にもリスク・シェアリングや連帯の要素を残す方向での改革が目指されている。
2. 年金ライフプランセミナー
■「年金ライフプランセミナー」ならびに「年金ライフプラン事務局・講師養成セミナー」の参加お申込み受付中です。ライフプランセミナーのページを更新し、セミナー内容をご紹介する動画を公開しております。
https://www.nensoken.or.jp/seminar_forum/lifeplan/
■年金シニアプラン総合研究機構が主催するセミナーのほか、企業様や年金基金様が、自社の社員や加入者・受給者のために開催するライフプラン・退職セミナーの開催支援を行っております。
退職後の「健康・生きがい・お金」のことや、年金についての実践的知識を学び、長期家計プランを実際に作成するなどの内容を有するセミナーの開催企画・講師派遣・実施の各段階でサポートいたします。
ご関心がありましたら是非お問い合わせください。
https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/plp_nensoken.pdf
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公益財団法人 年金シニアプラン総合研究機構
〒108-0074 港区高輪1丁目3-13 NBF高輪ビル4F
TEL 03-5793-9411
URL https://www.nensoken.or.jp/
お問い合わせ https://www.nensoken.or.jp/contact/
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(1) 第4回「令和の年金広報コンテスト」の受賞者の発表
(2) 年金調査研究レポートの公開
(3) 調査研究報告書の公開
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1.年金シニアプラン総合研究機構の動き(2022/11/23~12/27)
(1) 厚生労働省より第4回「令和の年金広報コンテスト」の受賞者が発表されました(2022/11/30)
当機構は、特別協賛として年金シニアプラン総合研究機構理事長賞を村瀬彩花様、朝枝咲羽様(大学生)におくります。
https://www.nensoken.or.jp/news/20221130kouhoaward
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https://www.mhlw.go.jp/stf/nenkin_contest_4_jyusyou_00005.html
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(3) 調査研究報告書「デンマーク・ベネルクス3国の年金に関する調査研究」を公表しました(2022/12/08)
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【要旨】
本報告書では、デンマーク、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクの4ヶ国の年金制度の概要や年金改革の状況等を調査し取りまとめている。
ベルギーとルクセンブルクの公的年金は多くの国で見られる賦課方式(PAYG)の確定給付(DB)年金であるが、デンマークとオランダでは、公的年金に居住年数が給付額算定のベースとなる定額(フラットレート)の基礎年金が採用されている。
デンマークとオランダの公的年金は高い所得再配分効果を持ち高齢者の貧困防止に役立っているが、給付水準としてはさほど高くないため、退職後の高齢者の生活水準維持機能は準強制加入の制度として位置付けられている職域年金制度が担う構造となっており、両国の職域年金はGDPの200%を超える資産残高を持っている。
デンマークの職域年金は大多数が確定拠出(DC)年金で、一方オランダでは確定給付(DB)年金が主流という差異がみられていたが、オランダでは職域年金改革が進行中で、改革後は全面的に確定拠出(DC)年金へと移行する計画となっている。ただし、移行後の DC 年金にもリスク・シェアリングや連帯の要素を残す方向での改革が目指されている。
2. 年金ライフプランセミナー
■「年金ライフプランセミナー」ならびに「年金ライフプラン事務局・講師養成セミナー」の参加お申込み受付中です。ライフプランセミナーのページを更新し、セミナー内容をご紹介する動画を公開しております。
https://www.nensoken.or.jp/seminar_forum/lifeplan/
■年金シニアプラン総合研究機構が主催するセミナーのほか、企業様や年金基金様が、自社の社員や加入者・受給者のために開催するライフプラン・退職セミナーの開催支援を行っております。
退職後の「健康・生きがい・お金」のことや、年金についての実践的知識を学び、長期家計プランを実際に作成するなどの内容を有するセミナーの開催企画・講師派遣・実施の各段階でサポートいたします。
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