年金シニアプラン総合研究機構メールマガジン No.37(2022/2/23)
2022/02/23 (Wed) 11:00
年総研メルマガ
No.37 (2022/02/23)
ご愛読、誠にありがとうございます。
本メールマガジンは、これまで年金シニアプラン総合研究機構とご縁のある皆様にご送付させていただきました。
ご不要の際はどうかご海容下さるようお願い申し上げます。
ご購読を直ちに中止なさる場合は、誠に恐縮ですが、下記のURLからお手続き下さるよう伏してお願いいたします。
https://w.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=nensoken&task=cancel
目次
1.年金シニアプラン総合研究機構の動き(2022/01/26~2022/02/22)
(1) 「年金と経済」2022年1月号(Vol.40 No.4)を刊行
(2) 年金シニアプランコラムの公開
2.年金ライフプランセミナー:
・ライフプランセミナー開催支援のご案内
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1.年金シニアプラン総合研究機構の動き(2022/01/26~2022/02/22)
(1) 「年金と経済」2022年1月号(Vol.40 No.4)が刊行されました
https://www.nensoken.or.jp/publication/nenkin_to_keizai/
≪特集≫長寿時代の資産管理をめぐる諸問題
・認知症フレンドリーな超高齢社会の創出に向けて(粟田主一)
・高齢者の資産管理とプランニング(樋口範雄)
・高齢社会における管理不全不動産の諸問題 ―空き家、所有者不明土地問題によせて―(板垣勝彦)
・高齢者の預金取引における代行問題(山下純司)
・フィンテックによる高齢者の資産管理の支援(瀧俊雄)
[巻頭言]知能の加齢変化から見た高齢者の資産管理能力(松田修)
[年金に関連する最近の動向]
・「企業型確定拠出年金ガバナンスハンドブック」について(板谷安規)
・第15回グローバル・ペンション・シンポジウムより「公的年金運用と企業年金運用の未来~続編~」を参考に(荻島誠治)
[書評]『少子化と女性のライフコース』(大石亜希子)
(2-1) 年金シニアプランコラム『年金生活の生きがいとしての「アート」の可能性 ―神谷美恵子の「生きがい」論を読むー 』(三木隆二郎)を公開しました(2022/01/28)
https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/nsc16.pdf
【要旨】
当機構では PLP(Pension Life Plan)セミナーと称して、年金生活を目前に控えた年金基金加入者に対するセミナーを頻繁に開いている。筆者も講師として登壇した際には「年金生活を迎える心構えとして、仕事が生きがいになってきた人には、今後の長い年金生活を展望すると、仕事に代わる新たな『生きがい』探しをそろそろし始めた方が良いのでは」というお話しをすることがある。すると生きがい探しなど考えたこともない受講者の中には、一瞬、視線が宙をさまよい、不安げな方も散見される。
(2-2) 年金シニアプランコラム「わかりやすさ最優先の、若者向け年金コラム(その1): 今の若者は公的年金を、どのように考えているか」(高山憲之)を公開しました(2022/02/15)
https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/nsc17.pdf
【要旨】
最近、某大学において、学生(院生を含む)を対象にした、公的年金に関する特別講義をする機会があった。そこで分かったことは、主として以下の3つである。
1)学生にとって、年金は、ずいぶん先の話であり、馴染みが殆どない。年金を身近な問題として感じることは、無いに等しい。
2)公的年金に関するかぎり、週刊誌やSNSなどで流されている刺激の強い記事やウワサ(たとえば、「若者にとって公的年金は払い損である 」「将来、公的年金は財政破綻し、給付は貰えなくなる」など)に踊らされている学生が圧倒的に多い。政府が発信している情報を入念に調べる学生は極端に少ない。さらに、身近な存在である祖父母との会話の中で、年金のことを話題として取り上げる機会は、殆どないようである。
3)公的年金制度の具体的内容については、全く無知な学生が大半を占めている。その例を基本的知識の中から2、3挙げると、給付の1つに障害年金があること(若くても障害年金を受給することができること)、保険料は固定されており、今後、長期間にわたって、その引き上げは行われないこと、基礎年金の半分は国庫が負担していること、などを知らない学生が極めて多い。
総じて、学生をはじめとする若者は、自分自身の今に関わることに忙殺されており、自分の将来、さらには自分以外の人のこと、あるいは、現在と未来の社会に思いをめぐらす時間は、あまり多くないようである。
しかし、巷に溢れている(週刊誌やSNSなどが発している)危機感を煽る扇情的な情報(典型的な例としては年金崩壊論)に惑わされていて、よいのだろうか。結論を先に述べると、年金崩壊論あるいは「払い損」という主張は、誤解に基づいている。なぜ、それらの主張は誤解なのか。
公的年金に関する正しい理解を若者に促すために、本コラム欄(不定期刊)では今後、数回にわたって、公的年金の基本的内容を可能なかぎり分かりやすく解説することにしたい。
2. 年金ライフプランセミナー
■2022年度の年金ライフプランセミナーの参加受付を開始し、ライフプランセミナーのページを更新しました。また、新たにセミナー内容をご紹介する動画の公開も始めました。
https://www.nensoken.or.jp/seminar_forum/lifeplan/
■年金シニアプラン総合研究機構が主催するセミナーのほか、企業様や年金基金様が、自社の社員や加入者・受給者のために開催するライフプラン・退職セミナーの開催支援を行っております。
退職後の「健康・生きがい・お金」のことや、年金についての実践的知識を学び、長期家計プランを実際に作成するなどの内容を有するセミナーの開催企画・講師派遣・実施の各段階でサポートいたします。
ご関心がありましたら是非お問い合わせください。
https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/plp_nensoken.pdf
◆講読の中止
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年金シニアプラン総合研究機構メールマガジン
公益財団法人 年金シニアプラン総合研究機構
〒108-0074 港区高輪1丁目3-13 NBF高輪ビル4F
TEL 03-5793-9411
URL https://www.nensoken.or.jp/
お問い合わせ https://www.nensoken.or.jp/contact/
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No.37 (2022/02/23)
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1.年金シニアプラン総合研究機構の動き(2022/01/26~2022/02/22)
(1) 「年金と経済」2022年1月号(Vol.40 No.4)を刊行
(2) 年金シニアプランコラムの公開
2.年金ライフプランセミナー:
・ライフプランセミナー開催支援のご案内
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1.年金シニアプラン総合研究機構の動き(2022/01/26~2022/02/22)
(1) 「年金と経済」2022年1月号(Vol.40 No.4)が刊行されました
https://www.nensoken.or.jp/publication/nenkin_to_keizai/
≪特集≫長寿時代の資産管理をめぐる諸問題
・認知症フレンドリーな超高齢社会の創出に向けて(粟田主一)
・高齢者の資産管理とプランニング(樋口範雄)
・高齢社会における管理不全不動産の諸問題 ―空き家、所有者不明土地問題によせて―(板垣勝彦)
・高齢者の預金取引における代行問題(山下純司)
・フィンテックによる高齢者の資産管理の支援(瀧俊雄)
[巻頭言]知能の加齢変化から見た高齢者の資産管理能力(松田修)
[年金に関連する最近の動向]
・「企業型確定拠出年金ガバナンスハンドブック」について(板谷安規)
・第15回グローバル・ペンション・シンポジウムより「公的年金運用と企業年金運用の未来~続編~」を参考に(荻島誠治)
[書評]『少子化と女性のライフコース』(大石亜希子)
(2-1) 年金シニアプランコラム『年金生活の生きがいとしての「アート」の可能性 ―神谷美恵子の「生きがい」論を読むー 』(三木隆二郎)を公開しました(2022/01/28)
https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/nsc16.pdf
【要旨】
当機構では PLP(Pension Life Plan)セミナーと称して、年金生活を目前に控えた年金基金加入者に対するセミナーを頻繁に開いている。筆者も講師として登壇した際には「年金生活を迎える心構えとして、仕事が生きがいになってきた人には、今後の長い年金生活を展望すると、仕事に代わる新たな『生きがい』探しをそろそろし始めた方が良いのでは」というお話しをすることがある。すると生きがい探しなど考えたこともない受講者の中には、一瞬、視線が宙をさまよい、不安げな方も散見される。
(2-2) 年金シニアプランコラム「わかりやすさ最優先の、若者向け年金コラム(その1): 今の若者は公的年金を、どのように考えているか」(高山憲之)を公開しました(2022/02/15)
https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/nsc17.pdf
【要旨】
最近、某大学において、学生(院生を含む)を対象にした、公的年金に関する特別講義をする機会があった。そこで分かったことは、主として以下の3つである。
1)学生にとって、年金は、ずいぶん先の話であり、馴染みが殆どない。年金を身近な問題として感じることは、無いに等しい。
2)公的年金に関するかぎり、週刊誌やSNSなどで流されている刺激の強い記事やウワサ(たとえば、「若者にとって公的年金は払い損である 」「将来、公的年金は財政破綻し、給付は貰えなくなる」など)に踊らされている学生が圧倒的に多い。政府が発信している情報を入念に調べる学生は極端に少ない。さらに、身近な存在である祖父母との会話の中で、年金のことを話題として取り上げる機会は、殆どないようである。
3)公的年金制度の具体的内容については、全く無知な学生が大半を占めている。その例を基本的知識の中から2、3挙げると、給付の1つに障害年金があること(若くても障害年金を受給することができること)、保険料は固定されており、今後、長期間にわたって、その引き上げは行われないこと、基礎年金の半分は国庫が負担していること、などを知らない学生が極めて多い。
総じて、学生をはじめとする若者は、自分自身の今に関わることに忙殺されており、自分の将来、さらには自分以外の人のこと、あるいは、現在と未来の社会に思いをめぐらす時間は、あまり多くないようである。
しかし、巷に溢れている(週刊誌やSNSなどが発している)危機感を煽る扇情的な情報(典型的な例としては年金崩壊論)に惑わされていて、よいのだろうか。結論を先に述べると、年金崩壊論あるいは「払い損」という主張は、誤解に基づいている。なぜ、それらの主張は誤解なのか。
公的年金に関する正しい理解を若者に促すために、本コラム欄(不定期刊)では今後、数回にわたって、公的年金の基本的内容を可能なかぎり分かりやすく解説することにしたい。
2. 年金ライフプランセミナー
■2022年度の年金ライフプランセミナーの参加受付を開始し、ライフプランセミナーのページを更新しました。また、新たにセミナー内容をご紹介する動画の公開も始めました。
https://www.nensoken.or.jp/seminar_forum/lifeplan/
■年金シニアプラン総合研究機構が主催するセミナーのほか、企業様や年金基金様が、自社の社員や加入者・受給者のために開催するライフプラン・退職セミナーの開催支援を行っております。
退職後の「健康・生きがい・お金」のことや、年金についての実践的知識を学び、長期家計プランを実際に作成するなどの内容を有するセミナーの開催企画・講師派遣・実施の各段階でサポートいたします。
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