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年金シニアプラン総合研究機構メールマガジン No.12(2020/01/22)

2020/01/22 (Wed) 11:14
年金シニアプラン総合研究機構 メールマガジン

No.12 (2019/01/22)
ご愛読、誠にありがとうございます。
本メールマガジンは、これまで年金シニアプラン総合研究機構とご縁のある皆様にご送付させていただきました。
ご不要の際はどうかご海容下さるようお願い申し上げます。
ご購読を直ちに中止なさる場合は、誠に恐縮ですが、下記のURLからお手続き下さるよう伏してお願いいたします。
https://w.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=nensoken&task=cancel
目次

1.年金シニアプラン総合研究機構の動き(2019/12/25~2020/01/21)
(1) 「資金運用部会」「企業年金・個人年金部会」「年金部会」の資料を政策資料保管庫に掲載
(2) 論文「老後生活の設計と公的年金の役割」(高山理事長)が証券アナリストジャーナルに掲載
(3) 厚生労働省は第1回「令和の年金広報コンテスト」の受賞者を発表。特別協賛として当機構の理事長賞を授賞
(4) 第4回ユース年金学会が朝日新聞で紹介

2.スタッフ紹介 (9)坂本 純一(特別招聘研究員)
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1.年金シニアプラン総合研究機構の動き(2019/12/25~2020/01/21)

(1) 各部会の資料を政策資料保管庫(審議会資料)に掲載しました
 ●12月25日「(第12回)資金運用部会」
・議事次第(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi28-00.pdf)
・委員名簿(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi28-000.pdf)
・資料1(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi28-01.pdf)
・資料2(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi28-02.pdf)

 ●12月25日「(第10回)企業年金・個人年金部会」
・議事次第(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi29-00.pdf)
・資料1(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi29-01.pdf)
・参考資料1(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi29-001.pdf)
・参考資料2(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi29-002.pdf)
・参考資料3(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi29-003.pdf)

 ●12月25日「(第15回)年金部会」
・議事次第(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi30-00.pdf)
・委員名簿(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi30-000.pdf)
・資料1(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi30-01.pdf)
・資料2(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi30-02.pdf)
・参考資料1(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi30-001.pdf)
・参考資料2(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi30-002.pdf)
・参考資料3(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi30-003.pdf)
・参考資料4(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi30-004.pdf)


(2) 論文「老後生活の設計と公的年金の役割」(高山理事長執筆)が証券アナリストジャーナルの2020年1月号に掲載されました(2020/01/07)
   https://www.saa.or.jp/dc/sale/apps/journal/JournalShowDetail.do?goDownload=&itmNo=36624
【要旨】
 現在、公的年金は大半のお年寄りにとって収入の主な柱となっている。既に年金を受給している人の公的年金給付は今後、実質的に少しずつ低下していくだろう。 一方、これから年金を受給しはじめる青壮年層は選択次第で今の年金受給者と同水準の年金を受給することができる。 金融庁レポートはライフプランの内容に殆ど言及せず、また、平均値のみに基づいた貯蓄必要額を例示してしまうなど、配慮に行きとどかない点が多々あった。



年総研メルマガ

No.12 (2019/01/22)

ご愛読、誠にありがとうございます。
本メールマガジンは、これまで年金シニアプラン総合研究機構とご縁のある皆様にご送付させていただきました。
ご不要の際はどうかご海容下さるようお願い申し上げます。
ご購読を直ちに中止なさる場合は、誠に恐縮ですが、下記のURLからお手続き下さるよう伏してお願いいたします。
https://w.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=nensoken&task=cancel

目次

1.年金シニアプラン総合研究機構の動き(2019/12/25~2020/01/21)
(1) 「資金運用部会」「企業年金・個人年金部会」「年金部会」の資料を政策資料保管庫に掲載
(2) 論文「老後生活の設計と公的年金の役割」(高山理事長)が証券アナリストジャーナルに掲載
(3) 厚生労働省は第1回「令和の年金広報コンテスト」の受賞者を発表。特別協賛として当機構の理事長賞を授賞
(4) 第4回ユース年金学会が朝日新聞で紹介

2.スタッフ紹介 (9)坂本 純一(特別招聘研究員)

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1.年金シニアプラン総合研究機構の動き(2019/12/25~2020/01/21)

(1) 各部会の資料を政策資料保管庫(審議会資料)に掲載しました
 ●12月25日「(第12回)資金運用部会」
・議事次第(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi28-00.pdf)
・委員名簿(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi28-000.pdf)
・資料1(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi28-01.pdf)
・資料2(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi28-02.pdf)

 ●12月25日「(第10回)企業年金・個人年金部会」
・議事次第(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi29-00.pdf)
・資料1(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi29-01.pdf)
・参考資料1(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi29-001.pdf)
・参考資料2(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi29-002.pdf)
・参考資料3(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi29-003.pdf)

 ●12月25日「(第15回)年金部会」
・議事次第(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi30-00.pdf)
・委員名簿(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi30-000.pdf)
・資料1(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi30-01.pdf)
・資料2(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi30-02.pdf)
・参考資料1(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi30-001.pdf)
・参考資料2(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi30-002.pdf)
・参考資料3(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi30-003.pdf)
・参考資料4(https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/shingi30-004.pdf)

(2) 論文「老後生活の設計と公的年金の役割」(高山理事長執筆)が証券アナリストジャーナルの2020年1月号に掲載されました(2020/01/07)
   https://www.saa.or.jp/dc/sale/apps/journal/JournalShowDetail.do?goDownload=&itmNo=36624
【要旨】
 現在、公的年金は大半のお年寄りにとって収入の主な柱となっている。既に年金を受給している人の公的年金給付は今後、実質的に少しずつ低下していくだろう。 一方、これから年金を受給しはじめる青壮年層は選択次第で今の年金受給者と同水準の年金を受給することができる。 金融庁レポートはライフプランの内容に殆ど言及せず、また、平均値のみに基づいた貯蓄必要額を例示してしまうなど、配慮に行きとどかない点が多々あった。

(3) 厚生労働省より第1回「令和の年金広報コンテスト」の受賞者が発表されました。当機構は、特別協賛として当機構理事長賞を動画部門の流通経済大学横山 綺様 他5名におくります。(2020/01/15)
 受賞作品は下記のリリース内のリンクからご覧いただけます。
 厚生労働省の報道発表資料(外部リンク)
 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08863.html

(4) 第4回ユース年金学会が朝日新聞で紹介されました(2020/01/21)
 昨年(令和元年)12月7日に開催されたユース年金学会(日本年金学会・年金シニアプラン総合研究機構共催)の様子が、令和2年1月21日付けの朝日新聞朝刊生活面で紹介されました
 朝日新聞デジタルのページ(外部リンク)
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14334345.html?iref=pc_ss_date
 第4回ユース年金学会についての日本年金学会のページ(外部リンク)
 http://www.pension-academy.jp/youth/

2.スタッフ紹介
(9)坂本 純一(さかもと じゅんいち) 特別招聘研究員

■研究分野
 公的年金保険制度、企業年金制度に関する給付と負担の在り方に関する研究

■年金制度に出会うまで
 少年の頃は、将来は数学者になりたいと思っていました。しかし実際に数学科に行ってみると、洞察力や問題意識の上ではるかに優れたクラスメートがたくさんいて、 大学院の2年の時に数学者への道はあきらめ、数理職の公務員として厚生省に就職することを決心しました。 それまで勉強しておりましたのはいわば神様のための数学でしたので、現実世界に行きました時には生きていけるのかとても不安でした。
 最初に配属されましたのは当時の社会保険庁年金保険部業務課で、今の日本年金機構本部のあるところです。ここで多くの同僚、先輩に恵まれ、 制度の現状を少しずつ学ぶとともに、次第に年金制度に興味が湧いてきました。さらに、ILOに出向しました時に、社会保険制度の歴史を学び、 また、帰国後山口新一郎年金局長の下で昭和60年の年金改正の準備作業を手伝いました時に年金制度の様々な側面に触れ、その奥深さと難しさを感じました。 また、制度を貫く一本の太い線を感じました。この時は昭和59年の財政再計算の時期で、田村正雄数理課長の下で、国民年金の財政再計算の作業をし、また、基礎年金導入のための準備作業を手伝いました。

■厚生省入省までの年金との関わり
 私が年金の仕事をする前に年金に触れる機会はほぼ皆無でした。ただ間接的に両親を通して触れる機会がありました。 最初は5歳頃のことで、母が父との話の中で「厚生年金は当てにならない」と言っていたのをかすかに覚えています。井戸端会議で仕入れてきた話をしていたのだと思います。 昭和29年改正の頃で、恐らく新聞やラジオで、戦後の経済の混乱と激しいインフレのために十分性を失った厚生年金保険給付のことが報道されていたからだと思います。 この母も五年年金を受給するようになりました時には「保険料に比べて給付が高い」と、喜びながらも年金財政のことを心配していました。 次は学生時代、父が65歳になり高在老を受給し始めたときにその年金額の通知書を見せてくれた時です。 正直、この時は不謹慎なことですが「親父に仕送りをしなくていいんだ」と思いました。

■年金研究へのアクチュアリー的アプローチ
 数学を学んでおりました頃、小平邦彦先生が講義の中で「物理現象の背後に数学現象があり、この数学現象を把握するのが『数覚』である」と仰っていたのを覚えています。 先生の「怠け数学者の記」(岩波書店)にもそのような記述がありますが、社会現象の背後にも時々数学現象が現れる、と思っております。 これを『数覚』により把握し、理解して説明するのがアクチュアリーの役目の一つではないかと思っております。
 例えば、わが国のマクロ経済スライドとドイツの持続可能係数は同じ2004年に導入されましたが、両者の酷似している点の説明や、 今は少なくなってしまいました厚生年金基金制度における代行部分の財政と厚生年金本体財政との関係性の説明です。このような理解の仕方は、 横井小楠の「学問をいたすに、知ると合点とは異なる処、之あり候」と通じるのではないかと思っております。

■年金の議論
 年金制度のこれからを議論します時に重要なことは、昔どのような議論が行われていたかを詳しく調べてみることではないかと思っております。 いわゆる「温故知新」です。長期的な制度ですので節目節目で議論が重ねられており、それを踏襲するにしても、変える場合にしても必ず理由が必要だからです。

■アメリカにも似た経歴の社会保障アクチュアリーが
 アメリカの社会保障庁に日本の年金局数理課に相当する首席アクチュアリー室という部署があるのですが、ここで長年次席アクチュアリーを勤め、 一昨年(2018年)退官したEli N. Donkarという方がおられます。1998年の東京でのISSAの会議で初めてお会いしました。 彼はプリンストン大学大学院の数学コースでPhDを取得した後、しばらくJohn’s Hopkins大学で助手をしていたのですが、私と同じような心境になり、 大学を辞めて社会保障庁に入りました。彼は私と同じ数論の専攻で、プリンストンでの指導教官は志村予想で有名な志村五郎さんという日本人数学者でした。 私の指導教官だった伊原康隆先生にもプリンストンで会ったことがあるそうです。 彼は地元ボルチモア・オリオールズの熱烈なファンで、トラキチである私と多くの共有できる感情があります。

■その他
 その他履歴、著作物等については、当機構のホームページに記しております:
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 末筆ながらお世話になりました多くの先輩、同僚、後輩の方々に感謝申し上げます。

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