緊急事態!冷静に対応して、正しい手当てをしよう!
2023/04/20 (Thu) 07:50
緊急事態!冷静に対応して、正しい手当てをしよう!
気を取られて転んでしまった、手を滑らせて骨折してしまったなど、思わぬケガをしてしまうことがあります。
大型連休を前に改めて、ケガや骨折をしたときの応急処置、ケガの種類別に応急処置のポイントをお伝えします。
切り傷
まず、水道水で患部の汚れを流します。その後、清潔なガーゼを傷口にあて、傷の真上を5分くらい押さえて止血してください。血が止まったら絆創膏を貼ります。
ただし、傷口が深かった場合は、念のため止血後に医療機関を受診してください。
刺し傷
小さなトゲや針で傷口が小さく、出血や痛みもほとんどない場合は、水道水で洗ったあと絆創膏を貼ります。一方、大きなトゲやガラス破片などが刺さった場合、抜いたあとも違和感があれば医療機関を受診してください。
なお、古い釘や汚れたものが刺さった場合、破傷風になる恐れがあります。傷口が小さくても、念のため医療機関を受診してください。
突き指
患部を冷やし、添え木を当てて固定します。指を引っ張ったりしないでください。また、痛みがひどい場合は突き指骨折の恐れもあるため、医療機関を受診してください。
やけど
水道水ですぐに冷やします。冷却時間の目安は15~30分ですが、指先や脚のやけどのときは1時間程度冷やすと症状が軽くなります。傷跡をなるべく残さないためにも、ある程度冷やせたら、なるべく早く医療機関を受診してください。
洋服の上からやけどしたときは無理に脱がず、服を着たまま冷やしてください。服を脱いでいる間に、やけどが進行してしまう恐れがあります。また、医療機関を受診するまで、市販の薬やクリームなどは塗らないでください。
頭部強打
ぶつけた直後は症状がなくても、時間が経ってから容体が急変することがあります。頭を少し高くして安静にし、氷枕などで頭を冷やしてください。もし意識障害や嘔吐、けいれんといった症状がみられたら、体を動かしすぎないよう気をつけつつ、医療機関を受診してください。
骨折の応急処置
ちょっと触っただけで激痛が走る、まわりに皮下出血がみられて腫れている、痛くて動かせない、といった症状があるときは骨折の可能性があります。骨折が疑われるときは無理に動かさず、以下の応急処置を行って医療機関を受診しましょう。
□骨折した部分に傷があれば、先に傷の応急処置をする
□折れた骨を支える添え木になりそうなものを探す(傘、雑誌、新聞紙、定規など)
□折れた骨と上下の関節、添え木を布(ハンカチ、スカーフなど)で固定する
□骨と添え木を固定するときは、きつすぎず、ゆるすぎず巻くのがポイントです。
まとめ
ケガや骨折は、一見症状は軽そうに見えても、しばらく経ってから深刻な症状を引き起こすことがあります。
気になるときは医療機関を受診して、適切な治療を受けることが大切です。
怪我の手当てが素早くできるように備えておきましょう。
ちくさ病院在宅医療ホームページ
https://w.bme.jp/38/3135/4620/XXXX
2023年度 ちくさ病院相談員担当エリアについて
(在宅医療のご相談は下記相談員までご連絡ください)
ちくさ病院 在宅医療推進部 相談員
大塚 TEL:080-4897-4613
担当エリア:緑区・守山区・昭和区・西区・中川区
佐藤TEL:080-4897-4673
担当エリア:熱田区・港区・中村区・名東
区・東区
渡邉 TEL:080-3595-8467
担当エリア:千種区・北区・瑞穂区・南区区・天白区・中区
(入院相談窓口)
看護師長 五藤 TEL :080-2654-2057
バックナンバー
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編集/発行:医療法人豊隆会 ちくさ病院 在宅医療推進部
〒464-0851 名古屋市千種区今池南4-1
気を取られて転んでしまった、手を滑らせて骨折してしまったなど、思わぬケガをしてしまうことがあります。
大型連休を前に改めて、ケガや骨折をしたときの応急処置、ケガの種類別に応急処置のポイントをお伝えします。
切り傷
まず、水道水で患部の汚れを流します。その後、清潔なガーゼを傷口にあて、傷の真上を5分くらい押さえて止血してください。血が止まったら絆創膏を貼ります。
ただし、傷口が深かった場合は、念のため止血後に医療機関を受診してください。
刺し傷
小さなトゲや針で傷口が小さく、出血や痛みもほとんどない場合は、水道水で洗ったあと絆創膏を貼ります。一方、大きなトゲやガラス破片などが刺さった場合、抜いたあとも違和感があれば医療機関を受診してください。
なお、古い釘や汚れたものが刺さった場合、破傷風になる恐れがあります。傷口が小さくても、念のため医療機関を受診してください。
突き指
患部を冷やし、添え木を当てて固定します。指を引っ張ったりしないでください。また、痛みがひどい場合は突き指骨折の恐れもあるため、医療機関を受診してください。
やけど
水道水ですぐに冷やします。冷却時間の目安は15~30分ですが、指先や脚のやけどのときは1時間程度冷やすと症状が軽くなります。傷跡をなるべく残さないためにも、ある程度冷やせたら、なるべく早く医療機関を受診してください。
洋服の上からやけどしたときは無理に脱がず、服を着たまま冷やしてください。服を脱いでいる間に、やけどが進行してしまう恐れがあります。また、医療機関を受診するまで、市販の薬やクリームなどは塗らないでください。
頭部強打
ぶつけた直後は症状がなくても、時間が経ってから容体が急変することがあります。頭を少し高くして安静にし、氷枕などで頭を冷やしてください。もし意識障害や嘔吐、けいれんといった症状がみられたら、体を動かしすぎないよう気をつけつつ、医療機関を受診してください。
骨折の応急処置
ちょっと触っただけで激痛が走る、まわりに皮下出血がみられて腫れている、痛くて動かせない、といった症状があるときは骨折の可能性があります。骨折が疑われるときは無理に動かさず、以下の応急処置を行って医療機関を受診しましょう。
□骨折した部分に傷があれば、先に傷の応急処置をする
□折れた骨を支える添え木になりそうなものを探す(傘、雑誌、新聞紙、定規など)
□折れた骨と上下の関節、添え木を布(ハンカチ、スカーフなど)で固定する
□骨と添え木を固定するときは、きつすぎず、ゆるすぎず巻くのがポイントです。
まとめ
ケガや骨折は、一見症状は軽そうに見えても、しばらく経ってから深刻な症状を引き起こすことがあります。
気になるときは医療機関を受診して、適切な治療を受けることが大切です。
怪我の手当てが素早くできるように備えておきましょう。
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2023年度 ちくさ病院相談員担当エリアについて
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大塚 TEL:080-4897-4613
担当エリア:緑区・守山区・昭和区・西区・中川区
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担当エリア:熱田区・港区・中村区・名東
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(入院相談窓口)
看護師長 五藤 TEL :080-2654-2057
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