“薬が多すぎる”問題を家庭で解決するために 在宅で進める処方見直しと服薬支援
2026/05/21 (Thu) 07:50
10078.png ( https://w.bme.jp/38/3135/16291/XXXX )
ちくさ病院 メールマガジン
vol.1684
高齢者の多くは、複数の医療機関に通院しており、治療が重なるなかで薬の種類が増えていくことがあります。気づけば10種類以上を内服していることも珍しくなく、「どの薬が本当に必要なのか分からない」という声が聞かれることも少なくありません。
薬が多いことは、単に管理が大変になるだけではありません。飲み忘れや飲み間違いが起こりやすくなり、副作用やふらつき、転倒のリスクにつながることがあります。その結果、かえって生活の質を下げてしまうケースもあります。
薬が多いこと自体がリスクになることがある
高齢者では、複数の疾患を抱えていることが多く、それぞれの疾患に対して処方が追加されることで、薬剤数が増えやすくなります。一方で、薬が増えるほど管理は複雑になり、本人や家族の負担も大きくなります。
また、加齢に伴う身体機能の変化により、若い頃と同じようには薬を処理できず、副作用が出やすくなることもあります。そのため、処方内容を定期的に見直し、今の状態や生活に合っているかを確認することが重要です。
訪問診療では処方全体を見直しやすい
訪問診療では、医師が自宅での生活状況や服薬実態を踏まえながら、処方全体を見直すことができます。外来では把握しにくい、
・実際に飲めているか・飲み忘れがないか・副作用が生活に影響していないか・家族がどこまで管理できているか
といった点まで確認しやすいことが特徴です。
そのうえで、必要性の低い薬や重複している薬があれば整理し、減薬を検討していきます。
薬剤師の訪問支援も重要な役割を担う
在宅では、薬剤師による訪問支援も大きな役割を果たします。居宅療養管理指導を活用することで、薬剤師が自宅を訪問し、服薬状況の確認や支援を行うことが可能です。
具体的には、
・一包化・服薬カレンダーの活用・残薬確認・服薬方法の調整・家族への説明や助言
など、実際の生活に合わせた支援が行われます。
医師と薬剤師が連携することで、在宅でも無理のない服薬管理につなげやすくなります。
制度のポイント
・居宅療養管理指導により、薬剤師の訪問支援が可能・医師と薬剤師の連携により、在宅で処方調整を進めることができる・多病併存の高齢者にとって、有効な支援となりやすい
導入事例
処方見直しと服薬支援により在宅生活の負担が軽減したケース
83歳男性。心不全、糖尿病、高血圧などで12種類の薬を内服していましたが、飲み忘れや副作用が頻回にみられていました。
訪問診療導入後、医師が全体の処方を見直し、7種類まで減薬。あわせて、薬剤師が一包化と服薬カレンダーを導入し、服薬支援を行いました。
その結果、飲み忘れが減少し、ふらつきも軽減。ご家族からは、「薬が減って本人の表情も明るくなった。家族にとっても安心につながった」との声が聞かれました。
薬を減らすことも大切な医療である
高齢者医療においては、薬を追加することだけでなく、必要性を見直して減らすことも重要です。薬の数が減ることで、本人の負担が軽くなり、家族の管理負担も軽減されることがあります。
「薬を減らすこと」そのものが、大切な医療になる。その視点を持つことが、在宅で安心して生活を続けるための一歩につながります。
在宅医療相談窓口
※在宅医療の新規相談は、担当相談員に直接お電話いただくとスムーズです。下記の該当エリアをご参照の上、ご連絡ください。
在宅医療関するお問い合わせ・ご相談はこちらから ( https://w.bme.jp/38/3135/16292/XXXX )
大塚相談員 担当エリア:緑区・東区・昭和区・西区・中川区・守山区
TEL:080-4897-4613 ( tel:08048974613 )
佐藤相談員担当エリア:熱田区・港区・中村区・名東区・北区
TEL:080-4897-4673 ( tel:08048974673 )
渡邉相談員 担当エリア:千種区・瑞穂区・南区・天白区・中区
TEL:080-3595-8467 ( tel:08035958467 )
当院の在宅医療のホームページ 詳細はこちらから ( https://w.bme.jp/38/3135/16293/XXXX )
ちくさ病院のメールマガジン!
地域の医療介護の最前線で奮闘されている皆様へ
ちくさ病院のメルマガをお読みいただきありがとうございます。このメルマガでは、在宅医療に関する情報を中心に、医療介護に関する情報やお仕事に役立つ実践的なノウハウなど、平日毎日配信しています。
メルマガの特徴
・コラム:医療介護に従事する方々のお仕事に役立つ豆知識のご紹介
・実践的なケーススタディ: 実際の在宅診療の事例紹介や多職種連携のポイントを紹介
・医療介護制度の解説: 医療介護制度の最新情報や活用のコツをお伝え
・ちくさ病院の取り組み: 地域の在宅医療を支える訪問診療体制や当院の地域への働きかけのご紹介
皆様の日々の業務に少しでもお役に立てれば幸いです。ご質問やご要望がございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。共に地域の在宅医療を支えていきましょう。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
バックナンバー ( https://w.bme.jp/38/3135/16294/XXXX )
Instagram ( https://w.bme.jp/38/3135/16295/XXXX )
Facebook ( https://w.bme.jp/38/3135/16296/XXXX )
YouTube ( https://w.bme.jp/38/3135/16297/XXXX )
X ( https://w.bme.jp/38/3135/16298/XXXX )
このメールマガジンは、当院の医師、職員と名刺交換させていただいた方に配信しています。今後の配信を希望されない場合は下記リンクより配信停止が行えます。
配信停止 XXXX
発行元
医療法人豊隆会 ちくさ病院
在宅医療推進部
Copyright © 2019 Chikusa Hospital All Rights Reserved.
ちくさ病院 メールマガジン
vol.1684
高齢者の多くは、複数の医療機関に通院しており、治療が重なるなかで薬の種類が増えていくことがあります。気づけば10種類以上を内服していることも珍しくなく、「どの薬が本当に必要なのか分からない」という声が聞かれることも少なくありません。
薬が多いことは、単に管理が大変になるだけではありません。飲み忘れや飲み間違いが起こりやすくなり、副作用やふらつき、転倒のリスクにつながることがあります。その結果、かえって生活の質を下げてしまうケースもあります。
薬が多いこと自体がリスクになることがある
高齢者では、複数の疾患を抱えていることが多く、それぞれの疾患に対して処方が追加されることで、薬剤数が増えやすくなります。一方で、薬が増えるほど管理は複雑になり、本人や家族の負担も大きくなります。
また、加齢に伴う身体機能の変化により、若い頃と同じようには薬を処理できず、副作用が出やすくなることもあります。そのため、処方内容を定期的に見直し、今の状態や生活に合っているかを確認することが重要です。
訪問診療では処方全体を見直しやすい
訪問診療では、医師が自宅での生活状況や服薬実態を踏まえながら、処方全体を見直すことができます。外来では把握しにくい、
・実際に飲めているか・飲み忘れがないか・副作用が生活に影響していないか・家族がどこまで管理できているか
といった点まで確認しやすいことが特徴です。
そのうえで、必要性の低い薬や重複している薬があれば整理し、減薬を検討していきます。
薬剤師の訪問支援も重要な役割を担う
在宅では、薬剤師による訪問支援も大きな役割を果たします。居宅療養管理指導を活用することで、薬剤師が自宅を訪問し、服薬状況の確認や支援を行うことが可能です。
具体的には、
・一包化・服薬カレンダーの活用・残薬確認・服薬方法の調整・家族への説明や助言
など、実際の生活に合わせた支援が行われます。
医師と薬剤師が連携することで、在宅でも無理のない服薬管理につなげやすくなります。
制度のポイント
・居宅療養管理指導により、薬剤師の訪問支援が可能・医師と薬剤師の連携により、在宅で処方調整を進めることができる・多病併存の高齢者にとって、有効な支援となりやすい
導入事例
処方見直しと服薬支援により在宅生活の負担が軽減したケース
83歳男性。心不全、糖尿病、高血圧などで12種類の薬を内服していましたが、飲み忘れや副作用が頻回にみられていました。
訪問診療導入後、医師が全体の処方を見直し、7種類まで減薬。あわせて、薬剤師が一包化と服薬カレンダーを導入し、服薬支援を行いました。
その結果、飲み忘れが減少し、ふらつきも軽減。ご家族からは、「薬が減って本人の表情も明るくなった。家族にとっても安心につながった」との声が聞かれました。
薬を減らすことも大切な医療である
高齢者医療においては、薬を追加することだけでなく、必要性を見直して減らすことも重要です。薬の数が減ることで、本人の負担が軽くなり、家族の管理負担も軽減されることがあります。
「薬を減らすこと」そのものが、大切な医療になる。その視点を持つことが、在宅で安心して生活を続けるための一歩につながります。
在宅医療相談窓口
※在宅医療の新規相談は、担当相談員に直接お電話いただくとスムーズです。下記の該当エリアをご参照の上、ご連絡ください。
在宅医療関するお問い合わせ・ご相談はこちらから ( https://w.bme.jp/38/3135/16292/XXXX )
大塚相談員 担当エリア:緑区・東区・昭和区・西区・中川区・守山区
TEL:080-4897-4613 ( tel:08048974613 )
佐藤相談員担当エリア:熱田区・港区・中村区・名東区・北区
TEL:080-4897-4673 ( tel:08048974673 )
渡邉相談員 担当エリア:千種区・瑞穂区・南区・天白区・中区
TEL:080-3595-8467 ( tel:08035958467 )
当院の在宅医療のホームページ 詳細はこちらから ( https://w.bme.jp/38/3135/16293/XXXX )
ちくさ病院のメールマガジン!
地域の医療介護の最前線で奮闘されている皆様へ
ちくさ病院のメルマガをお読みいただきありがとうございます。このメルマガでは、在宅医療に関する情報を中心に、医療介護に関する情報やお仕事に役立つ実践的なノウハウなど、平日毎日配信しています。
メルマガの特徴
・コラム:医療介護に従事する方々のお仕事に役立つ豆知識のご紹介
・実践的なケーススタディ: 実際の在宅診療の事例紹介や多職種連携のポイントを紹介
・医療介護制度の解説: 医療介護制度の最新情報や活用のコツをお伝え
・ちくさ病院の取り組み: 地域の在宅医療を支える訪問診療体制や当院の地域への働きかけのご紹介
皆様の日々の業務に少しでもお役に立てれば幸いです。ご質問やご要望がございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。共に地域の在宅医療を支えていきましょう。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
バックナンバー ( https://w.bme.jp/38/3135/16294/XXXX )
Instagram ( https://w.bme.jp/38/3135/16295/XXXX )
Facebook ( https://w.bme.jp/38/3135/16296/XXXX )
YouTube ( https://w.bme.jp/38/3135/16297/XXXX )
X ( https://w.bme.jp/38/3135/16298/XXXX )
このメールマガジンは、当院の医師、職員と名刺交換させていただいた方に配信しています。今後の配信を希望されない場合は下記リンクより配信停止が行えます。
配信停止 XXXX
発行元
医療法人豊隆会 ちくさ病院
在宅医療推進部
Copyright © 2019 Chikusa Hospital All Rights Reserved.