「動かないだけで衰える」──高齢者を支える“生活動作”の視点
2025/07/18 (Fri) 07:50
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ちくさ病院 メールマガジン
vol.1482
「風邪で3日間寝込んだら、急に立ち上がれなくなった」「入院から戻ったら、歩行器なしでは動けなくなった」こうした事例は、高齢者の生活の中で決して珍しいことではありません。人間の身体は、“動かさないだけで驚くほど早く衰える”ということをご存じでしょうか?
■ 廃用症候群とは?
「使わないことで機能が失われる状態」を廃用症候群と呼びます。筋肉、関節、呼吸、食欲、認知機能など、あらゆる機能が“安静”によって低下していきます。
高齢者はこの影響を特に受けやすく、わずか数日~1週間の寝たきりでも、歩行能力が著しく落ちることがあります。しかも、一度落ちた機能を元に戻すのは非常に困難です。
そのため、体調が落ち着いたら、できるだけ早く日常動作に戻すことが非常に重要です。
■ 「動くこと」はリハビリだけではない
「動く」というと、筋トレやリハビリ体操を思い浮かべるかもしれません。しかし、日常生活そのものが立派な運動です。
こうした日々の生活動作を“続けられるよう支える”ことが、介護予防の最前線にあります。
■ 身体を動かす工夫とサポート
無理なく続けられる運動習慣を作るには、ちょっとした工夫が効果的です。
さらに、訪問リハビリを活用すれば、理学療法士や作業療法士による個別の運動プログラムを、自宅で安心して受けることができます。
■ 「動ける力」が人生の質を守る
筋力やバランス機能が保たれていれば、転倒リスクが下がるだけでなく、入浴や排泄といった基本的な生活動作の自立が保たれます。これは、介護が必要になる時期を遅らせることにもつながります。
ご本人にとっても、ご家族にとっても、それはかけがえのない意味を持つはずです。
■ まとめ
高齢者ケアにおいて大切なのは、「今日できていることを、これからも続けられるように支える」視点です。日々の何気ない動作こそが、心身の機能を維持し、将来の介護予防につながります。
在宅医療相談窓口
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大塚相談員 担当エリア:緑区・東区・昭和区・西区・中川区・守山区
TEL:080-4897-4613 ( tel:08048974613 )
佐藤相談員担当エリア:熱田区・港区・中村区・名東区・北区
TEL:080-4897-4673 ( tel:08048974673 )
渡邉相談員 担当エリア:千種区・瑞穂区・南区・天白区・中区
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