ベテランケアマネの知恵袋!症状と気持ちにより添い福祉用具を選びましょう!
2025/05/29 (Thu) 07:50
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ちくさ病院 メールマガジン
vol.1446
質問:父(80代)が歩行器を使っていますが、最近限界を感じているようです。車いすの利用を検討すべきでしょうか。導入する時期やスロープの設置など、費用面でも不安があります。
高齢者介護や認知症について、ベテランケアマネジャーが皆さまの疑問にお答えします。
症状と気持ちにより添い福祉用具を選びましょう!
■ 足腰が弱くなり歩くのが難しくなると、外出を控えがちに足腰が弱くなり、歩行が困難になるとどうしても家にこもりがちになります。「できるだけ自分の足で歩いてほしい」というお気持ちは大切ですが、歩行器の使用に限界を感じる場合は、車いすを検討してみましょう。
車いすを使うことで、体力の温存ができるだけでなく、行動範囲が広がるというメリットがあります。例えば、家の中では歩行器、外出時は車いすといった使い分けも可能です。お父様の状態やご希望に合わせて、無理なく少しずつ取り入れてみてはいかがでしょうか。
■ 2024年4月から福祉用具の貸与・購入が選べるようになりましたこれまでは福祉用具は貸与(レンタル)が基本でしたが、2024年4月の介護報酬改定により、固定用スロープ・歩行器・単点杖・多点杖は、貸与か購入かを選択できるようになりました。
今後の体調や生活状況を踏まえ、医師の意見も参考にしながら、ケアマネジャーや福祉用具専門相談員と相談し、最適な方法を選びましょう。
■ 貸与と購入、それぞれのメリット・注意点貸与の場合は、毎月の費用がかかりますが、定期的なメンテナンスが受けられ、利用開始から6カ月以内に少なくとも一度モニタリングが行われます。その際、貸与の継続か購入への切り替えか、最適な方法を見直すことができます。
一方、購入は初期費用がかかりますが、長期間使う場合は金銭的負担を抑えられます。ただし、修理費は自己負担になるため、体に合わなくなっても「もったいない」と無理に使い続けてしまいがちです。それが転倒などのけがにつながる可能性もあるため注意が必要です。
■ 大切なのは、ご家族でよく話し合い、安心して過ごせる環境を整えることお父様の症状やお気持ちに寄り添いながら、ご家族でよく話し合うことが大切です。不安や迷いがあれば、ケアマネジャーや福祉用具専門相談員にご相談ください。
在宅医療相談窓口
※在宅医療の新規相談は、担当相談員に直接お電話いただくとスムーズです。下記の該当エリアをご参照の上、ご連絡ください。
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TEL:080-4897-4613 ( tel:08048974613 )
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TEL:080-4897-4673 ( tel:08048974673 )
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