訪問診療導入事例「訪問看護、薬剤師と連携し、服薬コンプライアンスに注意しながら介入」
2025/01/15 (Wed) 07:50
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ちくさ病院 メールマガジン
vol.1351
<年齢・性別>
81歳 女性
<居住エリア>
名古屋市中区
<家族構成>
本人と内縁の夫の二人暮らし
<医療保険・介護保険情報>
後期高齢者医療保険 1割
要支援1 1割負担
<主病>
#左大腿部筋膜内血腫
<訪問診療開始の経緯>
令和5年5月下旬から殿部~左大腿の痛み持続し6月中旬より増悪しADLが低下したとのことで令和5年6月20日にA病院受診。
左大腿の腫脹と皮下血腫がひどくMRI、USなど精査したところ、左深大腿動脈から分岐した枝からの出血で直径7cmの血腫の可能性も否定できない状態であったため、6月20日に入院の対応としたが、内縁の夫が認知症で1人にすることができず、共依存状態のため急遽退院され、自宅で安静とした。令和5年7月11日、外来再診でMRI再検したところ直径5cm弱に縮小傾向と被膜形成していた。
通院が困難なため、当院訪問診療にて介入を開始した。
介入時、服薬コンプライアンスが不良であり、鎮痛剤などもオーバードーズ気味であったため、訪問看護、薬剤師と連携し注意しながら介入。
全身状態の変化に応じ、適宜血液検査等も行った。
その後の経過については下記の通り。
# 左大腿部筋膜内血腫
令和5年5月下旬から殿部~左大腿の痛みが持続。6月中旬より増悪し、ADL低下。左大腿腫脹と皮下血腫がひどく、MRIやUSにて左深大腿動脈から分岐した枝からの出血で径7cm大の血腫を筋層内に形成していました。7月11日のMRIでは、血腫は径5cm弱に縮小傾向にあり、被膜形成もあり。すでに自然治癒に近い状態。当初はロキソニンで疼痛コントロールしていたが、腎障害を認めており、疼痛時はカロナールに変更。
# 高血圧
アジルバ20mgで経過を見ていたが、9月22日、血圧高めにてエンレスト200mgに変更。血圧の状況に応じて、適宜調節。
# 高尿酸血症
尿酸値上昇とともに腎機能がやや悪化。フェブリク10mg開始
。
医療行為:なし
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# 高血圧
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発行元
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在宅医療推進部
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